タピオカ都市伝説を検証してくれたのは、たぴりすと。奈緒さん&華恋さん 画像を見る

「海外チェーン店だけではなく、日本発のお茶にこだわるタピオカ店も増えました。タピオカ自体も粒が大きくなり、黒糖などの味もついているなど、進化が止まりません」

 

そう話すのは、タピオカ愛にあふれる女子大生「たぴりすと。」の華恋さんと奈緒さん。全国のタピオカドリンク店を巡り、詳細レポートしているインスタグラムやYouTubeも人気だ。

 

この2年ほど巻き起こっているタピオカドリンクブームは、実は第3次ブーム。’90年代後半に台湾チェーン店が日本に上陸し、知名度が高まったのが第1次ブーム、前のブームを知らない女子高生たちを中心に’08年ごろにも第2次ブームがあったという。

 

「それまでは既存の甘いミルクティーに、味がついていないタピオカを入れただけでしたが、第3次ブームはミルクティーだけではなくドリンクの種類が増加」

 

今年は専門店の出店ラッシュのみならず、飲食チェーン店やコンビニでも提供されるようになるなど、裾野は広がっている。

 

「『店に並んでいるのは若い女のコばかりだから買いづらい』という声が多かったのですが、最近ではタピオカが一般化して、幅広い年齢層の方に手に取ってもらえるようになりました。オフィス街や飲み屋街にもたくさん店ができていますし、お酒を飲んだ後の『締めタピ』や差し入れに持っていく『差しオカ』もオススメです」

 

最後に、タピオカドリンクをおいしく飲むためのコツを聞くと、とにかく「買って1時間以内には飲むこと」だというが……。

 

「人気店では、2時間ほどかけて乾燥した球状のタピオカをゆでて味をつけています。それほど時間をかけて作るのに、時間がたつとタピオカは硬くなってしまうんです。たまにゆで時間が短くて芯が残っていたりするタピオカもありますが、諦めないで! 粒の大きさ、硬さ、味、ドリンクの種類など、組み合わせは無限にあるので、自分に合うタピオカドリンクを探してみてください」

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