■あなたはできてる? 痩せる立ち方&座り方
今回は2つの仕草を伝授してもらった。
【立ち方】
耳の穴、肩、外くるぶしがまっすぐ一直線に立つ。おへその少し上を意識しておなかを凹ませる。重心ポイントは内くるぶしの下に。
日本人は内ももの外側で体を支えて立つため、太ももの外側の筋肉が発達してしまいがちだ。
「これを改善するためには、重心が内くるぶしの真下あたりにくるよう意識して立つこと。内ももを正しく使えると猫背や垂れ尻を防止し、まっすぐに立てます」(本島さん・以下同)
【歩き方】
腕は前に出すことより後ろに引くのを意識する。後ろ足の付け根が伸びるように歩くと自然と大股に。
「歩くときは、多くの人が前足を踏み出して歩きがちです。すると前ももばかり使うのでお尻が垂れ、内もももタルタルに。そうならないように、後ろ足で体を押すイメージで、太ももの付け根を伸ばしながら歩くと、自然と大股になり、太ももの内側やヒップのシェイプアップにつながります」
大股で歩くと運動量がアップ。習慣にしてしまえば基礎代謝も上がり、やせやすい体作りのベースになる。
一つひとつを体に覚えさせ、クセをつけてしまうのがカギ。やせる仕草を“日常の当たり前”にして、やせやすい体質になろう。