どんなことが起きる?どんな対処法がある?更年期の症状と対策
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■更年期の代表的な症状

 

【多汗】

滝のような汗が突然噴き出して、体が熱くほてるようになる。

 

【月経周期の乱れ】

ホルモン分泌が安定せず、月経がとんだり月に2回きたり。

 

【抜け毛】

頭皮が乾燥することで、抜け毛が増えていく。

 

【ホットフラッシュ】

体温調節ができず、季節に関係なく体がいきなり熱くなったり、ぞくぞく寒くなったり。手足は冷たいのに顔が熱いといった分離現象も。

 

【むくみ&体重増加】

代謝が低下し、体がむくみ体重も増える。

 

【膝・腰痛】

骨や関節が弱くなり、膝、腰、関節などに痛みを感じるように。

 

【首・肩のこり】

エストロゲンが減少し、血の流れが滞り、肩こりや首のこりが起きる。

 

【だるい・やる気がでない】

疲れやすく、だるい。慢性的な疲労を感じるが、人には理解されにくい。

 

【頭痛・耳鳴り】

頭が重く、痛い。耳鳴り、めまいが起きる場合も。

 

【鬱症状】

気分が落ち込み、憂鬱で気力が出ない。何に対しても興味がわかない。

 

【物忘れ】

記憶力や集中力が低下しやすい。

 

【イライラ&不安】

イライラし、怒りっぽくなり、つい声を荒らげてしまう。気になることがあると頭から消えず、どんどん不安感が増す。

 

【不眠】

自律神経が乱れ、汗をかいて目覚めることも。眠りが浅く睡眠が妨げられる。

 

【口や目の乾き】

ドライマウス、ドライアイなど皮膚や粘膜が弱くなる。ほかにも膣の乾燥による性交痛、頻尿、尿漏れも。

 

【骨粗しょう症】

膝や腰が重く感じて痛む。姿勢も悪くなる。立ち上がるときに足腰が痛い。くしゃみをするだけで肋骨が折れることも。

 

【高脂血症】

閉経後、脂質の調整をしているエストロゲンが減少するとコレステロール値が上昇する。悪玉コレステロールが増えると、血管がつまりやすくなり、心臓血管疾患のリスクに。

 

【更年期高血圧】

自律神経の乱れにより血圧のコントロールが不安定になり変動しやすくなる。

 

【動脈硬化】

閉経後、エストロゲンの減少により、高血圧、高脂血症、糖尿病のリスクが上がり、動脈硬化が進むと心筋梗塞、脳梗塞のリスクも高くなる。

 

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