健康
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アルツハイマー病の新治療薬「ドナネマブ」効果があるのはどんな患者?医師が解説
2024/10/04 06:00「認知症に対する不安を抱える患者さんやご家族にとって、アルツハイマー型認知症の進行を遅らせる薬の選択肢が増えることは、明るい希望。認知症治療においても大きな転換点です」と語るのは認知症治療の第一人者でアルツクリニック東京の新井平伊先生。9月24日、厚生労働省は米製薬大手イーライリリーが開発したアルツハイマー病の新薬「ドナネマブ」の国内での製造販売を正式に承認した。認知症の約7割を占めるアルツハイマ -
「年金だけでは足りない」を補う認知症保険ガイド 1000円代から加入できる商品も!
2024/09/27 11:00「ひとり暮らしの母がアルツハイマー型認知症と診断されたのは2年前、78歳のとき。もの取られ妄想が激しく、もの忘れも増えて冷蔵庫には消費期限切れの食材ばかり。日常生活を見守るため、母の家に毎日通うようになりましたが、介護サービスや医療費以外にかかるケアの費用が膨らみ……。自分たちの老後の蓄えの貯金を切り崩して、母親の介護費用に充てています」深いため息をつきながら語るのは東京都在住のA子さん(51)。 -
「まつげにダニが大増殖」猛暑で相談増加…実は男性・高齢者が要注意な訳
2024/09/24 11:00今年は夏に入って以降、目の異常なかゆみを訴えて、眼科を受診する人が増えているのだという。その原因のひとつが、人間の顔に生息する〈まつげダニ〉だ。「まつげダニは、〈デモデックス〉ともいいます。人のまつげの根元付近に常に生息する、顔ダニの一種です」こう説明してくれたのは、羽根木の森アイクリニック院長の井上佐智子先生だ。まさか顔に、しかも目に近いまつげの根元にダニがすんでいるとはーー。この事実には驚いて -
マンモのみでは“乳がん”見落とす!日本女性の7割が該当する「高濃度乳房」に要注意
2024/09/24 11:00乳がんのなかでも5%という比較的少ない“浸潤性小葉がん”のステージ3Aであることを告白したタレントの梅宮アンナ(52)。抗がん剤治療で進行を止め、そのあと乳房切除の手術を受けるという。毎年、人間ドックを受けていたにもかかわらず、今年5月下旬に「片方の乳房が小さくなった」ことで初めて異変を感じたアンナ。マンモグラフィーやエコー、MRI検査などを受けるも、はっきりした異常が見つからず、組織の一部を検査 -
長引くぎっくり腰、実は骨折かも? 寝たきり招く「骨粗しょう症」の危険
2024/09/20 11:00「重たいものを持ち上げたら背中に痛みが走って、動けなくなった。急いで病院に行ったところ、背骨が圧迫骨折しているといわれ、さらに骨粗しょう症と診断された。まだ60歳前なのに、骨折の原因が骨粗しょう症なんて、本当にショック……」50代後半のA子さんはこう嘆く。彼女は背骨の圧迫骨折の数年前に肋骨、そのさらに数年前に手首を骨折したことがあったのだが、まさかこの年齢で骨粗しょう症だとは思っていなかったという -
掛け金1日80円から!9月も危険な「熱中症」による通院&入院に備える保険
2024/09/19 11:00命の危険さえ感じるほどの猛暑を記録した今夏。秋が待ち遠しいところだが、民間気象情報会社ウェザーニュースの予測によると、暑さは10月ごろまで続くと見込まれている。特に9月は、観測史上もっとも暑くなった昨年に匹敵する高温となる可能性が……。「厳しい残暑のため、昨年は9月中の熱中症による救急搬送数が全国で9千193人を数えました。今年は1万人に迫ってもおかしくありません」(医療ジャーナリスト)まだまだ油 -
「アルツハイマー型認知症」4割が誤診の可能性!うつやてんかんなどのケースも
2024/09/17 11:00「もの忘れがある=アルツハイマー病」という認知症の常識が、揺らぎ始めている。「60代の父親が、心療内科で“アルツハイマー型認知症”と診断されたのですが、その後、日を追うごとに口数がどんどん減り、ボーッとする時間が長くなりました。食欲も急に減退したので心配になり、認知症の専門クリニックで、詳しく調べてもらいました。 その結果、アルツハイマー病ではなく、“うつ病”によって認知機能が低下していることがわ -
台風で「気象病」患者が急増!低気圧頭痛を和らげる“食物繊維が豊富な飲み物”は?
2024/09/09 11:00今年は酷暑の中、全国でゲリラ豪雨が頻発し、台風が連続襲来している。そんななか、頭痛やめまいなどの体調不良を訴える「気象病」の人が相次いでいる。「台風10号が南に発生した、8月24日(土)ごろから、体調が悪くなったという人が続出しています」そう語るのは、せたがや内科・神経内科クリニックの久手堅司院長。2016年に同クリニック内に「気象病・天気病外来」を開設してから、延べ6千人以上の診察にあたっている -
特効薬がなく、10日で死亡する例も…「ダニ媒介感染症」の危険性と対策
2024/09/05 06:00【事例一】宮崎県日南市の70代の女性が、4月上旬に体調不良をうったえ4月6日に市内の医療機関に入院。しかし回復せず、7日に宮崎市保健所管内の医療機関に転院。9日には検査でSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の感染が判明したが、その後に死亡した。 この女性は発症前に、庭の手入れを行っており、ダニに噛まれた痕が確認された(4月19日、宮崎日日新聞より抜粋、以下同様)【事例二】北海道函館市の70代の男性 -
繰り返す膀胱炎は「膣の大腸菌」が原因かも…膀胱炎を招くNG習慣7
2024/09/02 11:00何度もトイレに行きたくなる頻尿や、排尿時の痛みや違和感、尿の濁り、残尿感といった症状を伴う膀胱炎は、一般的にトイレを我慢しすぎたり、免疫力が落ちたりすることで発症する。特に閉経後の女性は何度も膀胱炎を繰り返す「反復性膀胱炎」という病態になりやすいという。今年6月、岡山大学病院泌尿器科の感染症研究グループが発表した「繰り返す膀胱炎は膣に定着した大腸菌が原因」という研究結果が話題を呼んでいる。「閉経後 -
血圧上昇を抑制、睡眠改善…「高知なす」の恐るべき健康効果!信大准教授も毎日実践
2024/09/02 11:00ある調査の報告によると「猛暑で生活習慣や健康状態に変化が出た」と7割以上の人が回答(オムロンヘルスケア2024年8月調査より)。耐えがたい暑さは、外出控えや気力の低下、睡眠不足の原因になる。結果、精神的なストレスが増えたと感じる人が、今年の夏は急増。このストレスは高血圧を招く。その血圧上昇を「1日2本のなす」で抑えられることが、信州大学の研究で明らかになった。「1996年、『高知なす』に血圧を下げ -
50歳以上は必見!足腰の負担やわらげ、足くさも防ぐ「サンダルソックス」
2024/08/29 11:00夏に欠かせないサンダル。実は、足のトラブルが生じやすいということをご存じだろうか。「サンダルはかかとが浮くような作りになっており、素足で履くと、脱げないよう、無意識に足指に力を入れるようになります」こう話すのは足専門の整体院「整足院」代表の柏倉清孝さんだ。■“素足サンダル”は体の負担増で危険「解放感がある一方で、正しく踏ん張れなかったり、鼻緒やベルト部分に余計な力が入って靴擦れする、足がサンダルの -
夏の「洗っても落ちない体臭」を撃退する「焼きミョウバンスプレー」
2024/08/26 11:00「満員電車にギュウギュウ詰め状態で乗ったら、すこししてツーンと鼻につく臭いが強烈にきちゃって……。朝から仕事行く気がうせました」(50代会社員)「これが加齢臭? っていうような主人の刺激臭。じつは私も臭っているのかなと思うと、すごく不安です」(50代主婦)薄着でも汗が止まらない猛暑のなか、“汗クサ”は誰にも共通する悩みなのでは?だが実際、ツーンとする臭いは“汗クサ”以外に原因があるというから驚きだ -
60代女性は転んだだけで剥離骨折危機!「その場足踏み」は10回でも予防に効果
2024/08/23 11:00小池百合子都知事(72)が6日のプロ野球・ヤクルト×阪神戦の始球式で左膝を負傷した。「マウンドで投球した際、踏み出した左足が滑り、左膝が内側に曲がってしまったようです。都は翌日、都知事が膝関節剥離骨折で全治2カ月と公表、都知事はリモート勤務中心の公務となりそうです」(全国紙記者)小池都知事を襲った「膝関節剥離骨折」とはどんなケガなのか。東京・お茶の水セルクリニック院長で整形外科医の寺尾友宏先生に聞 -
夏の水分補給「最適な水の温度は何度?」真夏の最新健康新常識15!
2024/08/09 11:00鰻と梅干しの食べ合わせはNG、コーヒーなどカフェインを取りすぎると脱水症状に? 真夏に体調不良を招くとさまざまいわれている健康常識があるけど、それって本当なの?殺人的な猛暑が続くこの夏。毎日どこかで熱中症警戒アラートを耳にする。昨年(2023年)は、気象庁が統計を取り始めた1898年から125年の間で、最も暑い夏といわれ、5~9月までの熱中症による救急搬送数は9万1千467人。今年はさらに増加する -
認知症で年間2万人が行方不明に…GPSを無料で貸し出す自治体も!専門家が対策を伝授
2024/08/08 06:007月4日、超高齢化時代を象徴する統計データが発表された。警察庁によると、2023年に警察に届けがあった認知症の行方不明者は、前年比330人増の1万9千39人。そのうち遺体で見つかったのは502人で、いずれも過去最多を更新。認知症の行方不明者は、この10年で1.8倍にも増加している。東京都健康長寿医療センター研究所のデータでは、認知症による行方不明者の死亡原因で最も多いのが、「溺死」(39.3%)、 -
50代以上の女性は要注意!食後に繰り返す腹痛は「胆石症」の可能性が
2024/08/01 11:00「夕食直後、突然みぞおちから右上腹部に激痛が走りました。そしてすぐに高熱と嘔吐が襲いかかり、“これは尋常ではない”と恐怖を感じたので救急車を呼びました。病院で検査したところ、医師から“結石が胆のうの入口に詰まった嵌頓状態で、その部分がすでに壊死している”―――と。腹腔鏡下手術によって、胆のうを全摘出しました。術後、腹部の痛みは治まりましたが、炎症がひどかったため9日間入院。二度とあんな激痛は経験し -
熱中症対策には食事からの水分摂取が肝心!医師が勧める朝の「すっぱ味噌汁」レシピ
2024/07/25 11:00危険な暑さが続くなか、熱中症予防として、こまめに水分補給をしている人は多いはず。ところが飲み物だけで水分を補うと思わぬ落とし穴がある。「熱中症になる人のなかには、適度に水を飲んでいるから大丈夫と思っていた人が少なくありません。体重50キロの女性が必要な水分量は1日あたり2.2リットルほど。500mlのペットボトル4本以上の水分を日々補うのはかなり大変です。飲み物だけで水分補給しているつもりでも、熱 -
過去の銀歯を白い歯に“保険”で変えるチャンス!虫歯治療費の最新事情
2024/07/22 11:00「診療報酬」が改定され、50代以上は、過去に治療した銀歯を保険適用で「白い歯」に替えるチャンスだ。最新の歯の素材と歯科治療費を抑えるコツを、専門家に聞いた。「先日、歯科に行ったら『奥の銀歯ですけど、保険診療で白い歯に治せますよ』とすすめられて治療しました。今までのように銀歯が見えるのを気にせず、思い切り笑うことができます」こうした声が読者から寄せられたように、6月の診療報酬改定で、銀歯を白い歯に変 -
「怒りっぽい」「食べ過ぎる」50代で急増する記憶障害を伴わない「第4の認知症」
2024/07/17 11:00ファッション評論家のピーコ(79)が《万引して逮捕された》というショッキングなニュースが報じられたのは、2023年4月のことだった。報じた『NEWSポストセブン』によれば、双子の弟であるおすぎ(79)を介護していたピーコは、認知症の兆しが出ていたおすぎに対して極度のストレスを感じ、同居を解消したという。おすぎは介護施設に入所したが、一人暮らしとなったピーコはコミュニケーション不足からか、感情の起伏 -
腰痛が消える楽~な家事動作!重い荷物を持つときは「壁にお尻」をつける
2024/07/17 11:00「腰が痛い」「重だるい」といった悩みを抱える人は多い。健康運動指導士で『イラストでわかる 肩・腰・ひざの痛みが消える日常動作大図鑑』(ダイヤモンド社)の著者、植森美緒さんも、かつては腰痛に苦しむ一人だった。無理な運動がたたって椎間板ヘルニアを経験したという。「当時は何をしてもあまり回復せず、痛すぎて不安な毎日でした。でもあるとき、痛みが楽になる“動作”を偶然見つけたのです」(植森さん、以下同)その -
日本人に深刻な「鉄分不足」解消するちょい足し“フレークレシピ”更年期女性のメンタル不調改善にも
2024/07/15 11:00「女性は全年代で鉄分が不足しがちですが、特に更年期世代の女性は疲れやすく、気分の波も生じやすくなっています。更年期だと思っていたら、実は鉄不足が一因ということもあるのです」こう話すのは調理師でフードコーディネーターの毛利有香さん。毛利さん自身、幼少期から鉄欠乏性貧血のため、さまざまな体調不良に悩まされていたのだそう。「小学校のときから同級生に比べて、集中力に欠けていたり、すぐに体が疲れたりして、生 -
「セルフ足裏お灸」で雨の日の頭痛やだるさをスッキリ!煙が少ない商品も
2024/07/11 11:00「雨が降ると、脚がむくむ、体が重だるい、頭が痛い……こんな症状を感じる方は少なくありません。また、これから本格的な猛暑を迎え、冷房冷えや夏バテが気になる方も多いと思います。そこでこの時季に、ぜひ女性の皆さまにおすすめしたいのが『お灸』です」こう話すのは、『疲れた体と心をリセット! 限界ズボラゆるトレ大全』(KADOKAWA)の著者であり、ストレッチや多様な健康情報を発信している、漫画家・イラストレ -
九州大病院の医師が警鐘 奥歯がないと認知症リスク1.5倍に!【前編】
2024/07/10 11:00九州大学の研究によって、奥歯のかみ合わせを失うと認知症のリスクが上がることが示唆された。特に年齢を重ねた女性は、歯周病により奥歯を失いやすいというが――。「奥歯が欠損し、かみ合わせが悪くなると、アルツハイマー型認知症の発症リスクが高くなることが、私たちの調査で示唆されました。認知症のリスクを低減するためには、日ごろから正しい口腔ケアを行い、健康な奥歯とかみ合わせを維持することが重要です」そう警鐘を -
就寝前の乳酸菌飲料で歯周病リスク増!医師が教える「歯を守る習慣」【後編】
2024/07/10 11:00前編では、奥歯の噛み合わせを失うと認知症リスクが高まるメカニズムについて解説した。奥歯を守るためには具体的に何をすればよいのか。引き続き、九州大学病院(義歯補綴科)教授の鮎川保則さんに話を聞いた。「まずは口腔ケアの基本となる歯磨きを見直してほしい。歯の状態は一人ひとり異なるので、歯科を受診して、自分に合った歯磨きの方法を学ぶことが大事です。プロ野球選手でも、コーチの指導を定期的に受けないと打率を維