健康
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つらい抗がん剤治療、続けなければだめ?闘病中の医師が回答
2020/09/11 11:00がん患者を理解する緩和ケア医でさえ、患者になって初めて気づく苦しみがあった。昨夏の取材でそう語った大橋さんに、今年も、がん患者としての思いを聞くことができたーー。「先日、激しい腹痛で人生初の救急搬送を経験したんです。どうも、一昨年のがんで胃を摘出したことが、影響しているようで。体調が悪くなっていると感じる一方、肝臓に転移したがんの影が薄くなっている箇所もあって。毎日が一進一退の繰り返し、という感じ -
がんになった医師が語る本音「安易な励ましに傷つくことも」
2020/09/11 11:00「先日、激しい腹痛で人生初の救急搬送を経験したんです。どうも、一昨年のがんで胃を摘出したことが、影響しているようで。体調が悪くなっていると感じる一方、肝臓に転移したがんの影が薄くなっている箇所もあって。毎日が一進一退の繰り返し、という感じです」こう話すのは、10万人に1人の希少がん・ジスト患者で、愛知県JA厚生連 海南病院の緩和ケア医の大橋洋平さん(56)だ。「今でも週4日、午前中だけですが“専属 -
麻木久仁子さん考案「更年期世代におすすめ ヨモギ活用レシピ」
2020/09/04 06:00強烈な暑さにエアコンは欠かせないけれど、つけたらつけたで体が冷えてつらい……。そんな悩みを解決してくれるのが、体の中からじわじわ温めるヨモギの効能を生かした「食べるお灸」。ヨモギは女性にとっての要薬。食べることで不調を予防し、未来の体が整いますーー。「お灸には血行を促進して体を温め、体を整える効果があります。施術に来られない人でも簡単に、継続して生活にとり入れられる方法はないかなと、思いついたのが -
麻木久仁子さんもすすめる「夏冷えを防ぐ食べる“食べるお灸”」
2020/09/04 06:00強烈な暑さにエアコンは欠かせないけれど、つけたらつけたで体が冷えてつらい……。そんな悩みを解決してくれるのが、体の中からじわじわ温めるヨモギの効能を生かした「食べるお灸」。ヨモギは女性にとっての要薬。食べることで不調を予防し、未来の体が整いますーー。料理としていただくだけで体が温まり、代謝アップ、便秘解消、むくみ改善など、体の中からお灸の効果が得られるという“食べるお灸”。その考案者でもある鍼灸師 -
会えない、出られない…コロナの生活の変化で「親が認知症に」
2020/09/03 11:00「静岡市内で父と暮らす80歳の母の様子が、突然おかしくなったのは、3月下旬ごろでした。小学校教師だった母は、自宅に近所の子どもたちを集めて、40年以上も個人塾を経営するなど、頭はしっかりしていたんですが……」新型コロナウイルスが感染拡大するなか、元気だった母親が突然認知症になってしまったと語る50歳の女性。元気な母親に一体何が起きたのか。「もともと母はリウマチの持病があり、コロナに感染すると重症化 -
在宅の方が影響大 新型コロナ生活で認知症者の症状が悪化
2020/09/03 11:00コロナ禍での生活の変化で、認知症の人の約4割が何らかの悪影響を受けていることが、8月に発表された広島大学と日本老年医学会の調査で明らかになった。調査は6〜7月にかけて、全国の介護施設や医療施設など945施設と、介護支援専門員(ケアマネジャー)751人を対象に、オンラインで実施された。その結果、医療・介護施設の38.5%、在宅で介護支援にあたるケアマネの38.1%が、新型コロナの感染拡大によって「認 -
関節痛、めまい…更年期症状と思ったら意識したい“危険な病気”
2020/09/02 15:5040代後半から多くの女性たちが、肩こりや頭痛、発汗、動悸、息切れ、倦怠感といった更年期障害の症状に悩まされる。「更年期に現れる症状は人によって違います。40~50代で体の不調を感じると、なんでも『更年期だから』と決めつけてしまいがちですが、更年期とは別の病気が原因で、不調が出ている場合があります。自己判断をしないで病院で診てもらったほうが安心です」そう語るのは、『オトナ女子 あばれるカラダとのつき -
橋本病、かくれ貧血…更年期障害と勘違いしやすい女性の病気
2020/09/02 15:50「やたら汗をかく」「イライラする」など更年期障害と甘く見ていた症状が、実はバセドウ病だった……。そんな事態に陥らないように早期発見&治療のポイントを知っておこうーー。40代後半から多くの女性たちが、肩こりや頭痛、発汗、動悸、息切れ、倦怠感といった更年期障害の症状に悩まされる。「更年期に現れる症状は人によって違います。40~50代で体の不調を感じると、なんでも『更年期だから』と決めつけてしまいがちで -
熱中症対策で“水がぶ飲み”に罠…「水中毒」を医師が警鐘
2020/08/27 06:00とにかく喉が渇く猛暑下ーー。しかし、発汗によって体からは水分だけでなく塩分も排出されているのです。塩分のない飲み物ばかり飲んでいると、熱中症対策の“落とし穴”に……。「熱中症対策だからといって、一度に水をがぶがぶ飲みすぎてしまうと、“水中毒”となってしまう恐れがあります。この水中毒は『低ナトリウム血症』といって、死亡例も報告されている症状なんです」こう話すのは、日本慢性期医療協会認定の総合診療医で -
もろきゅう、塩入り麦茶…「水中毒」避けるための飲食料
2020/08/27 06:00「熱中症対策だからといって、一度に水をがぶがぶ飲みすぎてしまうと、“水中毒”となってしまう恐れがあります。この水中毒は『低ナトリウム血症』といって、死亡例も報告されている症状なんです」こう話すのは、日本慢性期医療協会認定の総合診療医で、高知総合リハビリテーション病院院長の小川恭弘さんだ。8月ももう下旬だが、猛暑はおさまる気配がない。10~16日の1週間で、熱中症によって救急搬送された人は全国で1万 -
鎌田實先生伝授「コロナ禍でも脳と体を鍛えるエクササイズ」
2020/08/26 15:50不要不急の外出を自粛し、人との接触を極力減らす……。新型コロナウイルスの感染拡大を予防するための「新しい生活習慣」が知らず知らずのうちにむしばみつつある、私たちの「心・脳・体」の健康を取り戻そう!7月に入って以降、ふたたび猛威を振るい始めた新型コロナウイルスだが、ここにきて、その感染拡大が“想定外の影響”を及ぼしてきているーー。そう警鐘を鳴らすのは、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生だ。「コロナの感 -
鎌田實先生に聞いた「自粛でこわばった心をほぐす5カ条」
2020/08/26 15:50不要不急の外出を自粛し、人との接触を極力減らす……。新型コロナウイルスの感染拡大を予防するための「新しい生活習慣」が知らず知らずのうちにむしばみつつある、私たちの「心・脳・体」の健康を取り戻そう!7月に入って以降、ふたたび猛威を振るい始めた新型コロナウイルスだが、ここにきて、その感染拡大が“想定外の影響”を及ぼしてきているーー。そう警鐘を鳴らすのは、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生だ。「コロナの感 -
“巣ごもり”認知症や「要介護」を防ぐタンパク質摂取のすすめ
2020/08/26 11:007月に入って以降、ふたたび猛威を振るい始めた新型コロナウイルスだが、ここにきて、その感染拡大が“想定外の影響”を及ぼしてきているーー。そう警鐘を鳴らすのは、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生だ。「コロナの感染拡大が本格化した3月ごろから外出自粛の要請が出された、いわゆる“巣ごもり生活”の時間が増えてきました。それにより、たしかに新型コロナウイルスの感染拡大は抑えられましたが、今度はその巣ごもり生活そ -
鎌田實先生「コロナ感染拡大で懸念される“巣ごもり老化”」
2020/08/26 11:007月に入って以降、ふたたび猛威を振るい始めた新型コロナウイルスだが、ここにきて、その感染拡大が“想定外の影響”を及ぼしてきているーー。そう警鐘を鳴らすのは、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生だ。「コロナの感染拡大が本格化した3月ごろから外出自粛の要請が出された、いわゆる“巣ごもり生活”の時間が増えてきました。それにより、たしかに新型コロナウイルスの感染拡大は抑えられましたが、今度はその巣ごもり生活そ -
“納豆1日3食”ダイエットが及ぼす危険…管理栄養士が指摘
2020/08/26 06:00「国民の健康を守るべき医師が治療の目的を外れた使い方をすることは、医の倫理にも反する」糖尿病治療薬「GLP-1受容体作動薬」がダイエットを目的として用いられていることについて、日本医師会がそう警鐘を鳴らしたのは6月17日のこと。いまだにインターネットで「GLP-1 ダイエット」と検索すると、同薬を“痩せる注射”とうたい、自由診療として提供している美容クリニックが複数ある。この現状が抱える危険性につ -
「GLP-1ダイエット」日本医師会も注意喚起…“やせ薬”の罠
2020/08/26 06:00「自粛期間でちょっと太った……」というアナタ。ネットで紹介されている“お手軽なダイエット法”に飛びつこうとしていませんか? そのダイエットは、自分の体をかえって傷付けてしまう場合もーー。「国民の健康を守るべき医師が治療の目的を外れた使い方をすることは、医の倫理にも反する」糖尿病治療薬「GLP-1受容体作動薬」がダイエットを目的として用いられていることについて、日本医師会がそう警鐘を鳴らしたのは6月 -
白色は肝臓・胆のう系の異常…便の色が病気の警告に!
2020/08/20 15:50「みなさん、自分の今日のうんちの色がどんな色だったか確認しましたか? じつはうんちの色は体のコンディションを測るバロメーターでもあるのです」こう話すのは、排便記録アプリ「ウンログ」アンバサダーで、「うんち栄養士」の名称で活動する梅原しおりさん。日ごろトイレではサッと流してしまっている人も多いうんち。それが体調の指針になるとは、どういうことなのだろう。「うんちは、口から入った飲食物が、食道、胃、小腸 -
健康のバロメーター「うんちの色」でわかる病気のサイン
2020/08/20 15:50トイレで用を足したら、サッと流してしまう前に、ちょっと自分の便をチェックしてみよう。特徴的な色が気になるようであれば、それは体調の異常かもしれないーー。「みなさん、自分の今日のうんちの色がどんな色だったか確認しましたか? じつはうんちの色は体のコンディションを測るバロメーターでもあるのです」こう話すのは、排便記録アプリ「ウンログ」アンバサダーで、「うんち栄養士」の名称で活動する梅原しおりさん。日ご -
「抗コリン作用」が熱中症に…医師語る「かぜ薬」の注意点
2020/08/19 15:50酷暑の季節がやってきた。今年はマスク生活が熱中症を招きやすいとされているが、身近な薬にもそのリスクが……。種類と対策を知っておこうーー。「新型コロナ対策で、外出時には必ずマスクを着用する人がほとんどでしょう。マスクの内側は湿度が高く、喉の渇きなどに気づきにくいため、水分を取る回数が減りがち。このため、脱水症状をともなう熱中症を引き起こしやすいことが懸念されています。しかし、熱中症のリスクはさらに“ -
“猛暑での降圧剤”が熱中症を招きやすい理由、医師が解説
2020/08/19 15:50「新型コロナ対策で、外出時には必ずマスクを着用する人がほとんどでしょう。マスクの内側は湿度が高く、喉の渇きなどに気づきにくいため、水分を取る回数が減りがち。このため、脱水症状をともなう熱中症を引き起こしやすいことが懸念されています。しかし、熱中症のリスクはさらに“意外”なところにもあります。猛暑下では、高血圧の方が服用する血圧を下げる薬(降圧剤)や頭痛を抑える鎮痛剤など、“いつも飲んでいる薬”にこ -
女性特有の疾患に「大豆×卵黄が良い」と栄養学博士
2020/08/19 11:00「がん予防の第一歩は、やはり食生活。体内にがん細胞を発生させない食事を日常的に心がけることが大事です。さらに、食材同士の組み合わせによってはその効果を何倍にも高めることができます」そう話すのは、栄養学博士の白鳥早奈英さん。’82年、日本ではじめて「食べ合わせ」という概念を提唱したのが白鳥さんだ。「食べ合わせ」とは、「複数の食材の組み合わせにより効果・効能が生じること」をさす。たとえばピーマンと油は -
栄養学博士が語る「食べ合わせ」ジャムとソーセージはNG
2020/08/19 11:00「がん予防の第一歩は、やはり食生活。体内にがん細胞を発生させない食事を日常的に心がけることが大事です。さらに、食材同士の組み合わせによってはその効果を何倍にも高めることができます」そう話すのは、栄養学博士の白鳥早奈英さん。’82年、日本ではじめて「食べ合わせ」という概念を提唱したのが白鳥さんだ。研究のきっかけをこう語る。「当時、人間関係に悩んでいた私は、人と人はお互いの相性によって幸不幸が分かれる -
鍼灸師が伝授「耳に輪ゴムを巻くだけで肩こり、腰痛の改善も」
2020/08/19 06:00「毎日、両耳に輪ゴムを1分巻くだけで、肩こり、腰痛、高血圧、疲労感などの慢性的な不調が改善していきます。近視や飛蚊症にも効果があり、輪ゴムを耳に巻いた直後に視力を測ったところ、0.2アップした人もいるほどです」こう話すのは、アジアン・ハンドセラピー協会理事で鍼灸師の松岡佳余子さんだ。松岡さんが考案した「耳輪ゴム」を実践した人からは「長年の肩こりが軽くなり頭痛が消えた」「仕事で痛めた背中と腰がいつの -
ポイントは血行とリンパの流れ!「目の若返り」エクササイズ
2020/08/11 11:00「朝ははっきりと手元の文字が見えていたのに、夕方になると見えづらくて……」最近、多くの読者世代から、こんな悩みが寄せられている。「自宅でテレワークをする人が増えたせいか、夕方になると『ものが見えにくい』と訴える“夕方老眼”の人が増えています。巣ごもり中に、パソコンやスマホで長時間、動画を見る習慣がついてしまった人にも多く見られる症状です」そう語るのは、あまきクリニックの味木幸院長。「ヒトの目を覆う -
夕方老眼避けるための“スマホの掟”電車での操作はNG
2020/08/11 11:00「朝ははっきりと手元の文字が見えていたのに、夕方になると見えづらくて……」最近、多くの読者世代から、こんな悩みが寄せられている。「自宅でテレワークをする人が増えたせいか、夕方になると『ものが見えにくい』と訴える“夕方老眼”の人が増えています。巣ごもり中に、パソコンやスマホで長時間、動画を見る習慣がついてしまった人にも多く見られる症状です」そう語るのは、あまきクリニックの味木幸院長。「ヒトの目を覆う