ベストセラー医師が「8割治る」と語る”医者いらず”健康法

「病気を治すのは、医者でも薬でもなく、本人の自然治癒力。病気の8割は医者にかかっても同じことです」と語るのは、「自然死こそが最も穏やかな逝き方」を提唱した『大往生したけりゃ医療とかかわるな』が44万部突破のベストセラーとなっている、医師の中村仁一先生。


先生自身も、あごの腫瘍と腰部脊柱管狭窄症などを患いながら、「検査も治療もしていません。下手に投薬や手術を受けても、副作用や失敗するリスクがありますから放っています。ワッハッハ」と笑う。医療は”完治する病気”や、”どうしてもつらい症状を緩和させるため”の利用に限定すべきという中村先生に「医者いらずの“びっくり”健康法」を聞いた。

【薬を飲むより食べて治す】痛み止めや解熱剤、下痢止めなどの”対症療法”の「ほとんどの薬は必要ない」と先生はピシャリ。「薬は異物だから」と薬を飲まないかわりに、どんなに具合が悪くても食事はかかさない。「食べ物こそ体を治す薬。なるべくあっさりしたものを流し込み、あとは自然に吸収されるのを待ちます。よほど具合が悪いときは吐きそうになりますが(笑)、30分も大人しくしていれば治まります」

【高熱でも体がOKなら入浴する】39度の高熱でも体が「OK」と感じる日は入浴。逆に熱はなくても「今日はやめなさい」というサインを感じるときは入浴を控える。「風呂の入り方まで医者に聞く人がいますが、そんなものは自分で決めること。熱い風呂で具合が悪くなれば、ぬるい風呂に入ればいいだけの話でしょう」

【骨折も放っておいて治す!】徹底した自然治癒主義の中村先生。左足のかかとを剥離骨折した際も、一切治療しなかったそうだ。「本当に剥がれた骨が溶けて外に出てくるはずなのに、どこかから養分を得ていたらしく、くっつきもせんと生きていました(笑)。半年ほど痛かったけど、いまはぶつけない限り平気です」

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