■WEBが苦手な人も無理せず乗り換えを
こうした乗り換え手続きは、WEBで行うことが増えている。
「できればWEBに慣れて、新しい割安なサービスをどんどん利用できればいいのですが、スマホの契約は複雑です。店頭での申し込みでも、今の料金より割安になる手段はありますから、自分に合った方法で乗り換えるといいと思います」
WEBが得意な人は、情報を集め自由に乗り換えができるだろう。
不安なのはWEBが苦手な人だ。それでもチャレンジしようと思える人は、困ったときに頼れる店舗や窓口のある会社を選ぶとよい。WEBがまったく苦手な人は、大手キャリアの別ブランドや、店舗・窓口のある格安SIMを利用すれば、これまで同様お店の人に教えてもらいながら契約できて、スマホ代を節約することもできる。
「それでも携帯電話会社を変えることに抵抗があるなら、今のデータ容量や通話プランを見直してみましょう。『LINE通話を使うようになって、電話回線での通話が減った』『在宅勤務が増えた』など以前と使い方が変わった方は特に、見直しで携帯料金が安くなる可能性があります」
さらに、使っていない有料オプションがそのままになっている人も。不要オプションを洗い出し解約すれば、月額料金は安くなる。たとえば月額はわずか300円のオプションでも、1年で3,600円。10年で3万6,000円。ムダ遣いのチリツモを放置してはならない。
「オプションの見直しは、携帯会社に相談するとよいでしょう」
WEBでも店頭で相談するアナログ手法でも、あらゆる手を尽くして、スマホ代を節約しよう。