電気代“高騰”時代に知りたい「電気代」節約する家電の使い方
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■照明

 

【Q4】蛍光灯よりも購入費は高いLED。何年使い続ければ、蛍光灯より得?

〈A〉3年
〈B〉5年
〈C〉8年

答え:〈A〉。差額6600円が3年で消える

 

「毎日のように利用するシーリングライト。蛍光灯に比べ、LEDのほうが省エネとわかってはいるものの、値段が高いので買うのに勇気がいる人も多いはずです」

 

だが『省エネ性能カタログ』によると、LEDの消費電力は蛍光灯の半分のうえ、寿命は6倍以上。LED(約8700円)と、蛍光灯(約2100円)をそれぞれ1日5~6時間使用した場合、電気代と本体代を含めても、3年後以降はLEDのほうが得に。

 

■テレビ

 

【Q5】テレビの電気代を節約するにはどちらがお得?

〈A〉明るさ調整
〈B〉コンセントを抜く

答え:〈A〉。待機電力は年間10~30円。

 

昭和育ちはこまめにコンセントを抜きたくなるものだが、テレビの待機電力の電気代は年間10~30円程度とか。一方、『家庭の省エネハンドブック』(東京都)によると、テレビ画面(32型)を暗めに設定することで、年間720円得に。

 

「映画を見るための“ダイナミックモード”などは明るいので注意。スタンダードモードに切り替えたり、明るさを2~3割下げる設定を。レースのカーテンで部屋の明るさを調整してもいいでしょう」

 

■洗濯乾燥機

 

【Q6】衣類を乾かす場合の電気代。安い順に並べなさい

〈A〉縦置きの洗濯乾燥機
〈B〉ドラム式の洗濯乾燥機
〈C〉浴室乾燥機

答え:〈B〉→〈A〉→〈C〉。浴室乾燥機はドラム式の3倍の電気代

 

「自然乾燥がもっとも低コストなのは言うまでもありませんが、梅雨の季節、乾燥機に頼る機会も多いでしょう。コスト面では、ドラム式の乾燥機が1回30円ほどといわれています。縦置きの洗濯乾燥機は水も多く使うため1回60円ほど。浴室乾燥機は浴室全体を乾燥しなければならないし、時間もかかるので1回70~100円ほどかかるでしょう」

 

■節電ワザ

 

〈洗濯ものはまとめ洗いがお得です!〉

 

『家庭の省エネハンドブック』によると、洗濯機は容量の4割の洗濯物を2回洗うよりも、8割にして1回にまとめて洗うと、水と電気代を合わせ、年間4190円も安くなる。

 

「人気のドラム式洗濯機は節水効果があるし、洗剤の自動投入機能があれば、目分量よりも1.5倍洗剤を節約できるといわれています」

 

電気代の高騰が止まらないなか、どう使えば電気代は節約できるのか。今のうちに確認しよう!

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