■犬好きは猫好きよりも貯まりにくい!?
【その6】豚財布
〈生態〉:レシートやポイントカードの収集癖があり「全部持っていると安心」とすべてを財布に詰め込む豚財布。財布の整理をしないため、家計管理もずさんになりがち。
〈対処法〉:キャッシュカードは自宅で保管し、持ち歩くのはその日使うカードだけにしてポイントアップデーは無視すること。レシートを整理して、財布のスリム化を。
【その7】割高バケーション
〈生態〉:「早期割引」などの特典には目もくれず、レジャーを直前・急きょ決めるのが特徴。計画性の欠如から“行き当たりばったり”の散財を重ねてしまう。
〈対処法〉:レジャー費は年間予算を立て、時間的にも経済的にも余裕をもって計画を。レジャーはリーズナブルに楽しむのが貯めるコツ。
【その8】デパ地下国の民
〈生態〉:デパ地下で“プチ贅沢”にいそしむ姿の目撃情報多数。“プチ”を盾に予算をスルー。保冷剤コレクションが増えるにつれ、家計へのダメージが大きくなる。
〈対処法〉:誘惑を断ち切るため、デパ地下には立ち入らないこと。きびしい場合は「月〇回まで」などリミットを決めよう。
【その9】「いいね!」モンスター
〈生態〉:SNSでの「いいね!」のために、豪勢なモノ消費・派手なコト消費を繰り返す“見栄消費”マニア。承認要求がエスカレートすると、支出が膨らみ家計の圧迫につながる。
〈対処法〉:リアルな人間関係が幸福度を高める一方で、SNSは接するほど幸福度が低下するという調査も。SNSとは適度な距離を保つのが肝心。投稿をやめるのも手。
【その10】ペット貧乏
〈生態〉:「ペットは家族」が信条。こだわりのフード、高級なトリミング、人間並みの病気治療など飼育費用を惜しまない。
〈対処法〉:一般的な飼育費用は、猫が年約16万円に対し犬は年約34万円(2020年・アニコム損害保険)と、犬好きはお金がかかりやすい。ペットと一生を共にするためにも、費用の確認と予算立てを。
心当たりのある人は、生活を見直して貯蓄上手に変身! 老後資金をザクザク貯めよう。