生活習慣病の最新ニュース
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凍死は雪山じゃなくて家の中で起きていた!死亡者数も熱中症の約1.5倍
2023/12/26 06:00今年の冬は、屋内での凍死に気をつけよう──。「えっ、家のなかで凍死?」と思う人も多いことだろう。熱中症の危険性は広く知られているが、低体温症による死亡(凍死)者は1,225人(厚生労働省「人口動態調査」2021年)で、熱中症の755人(同)の1.5倍以上に上る。■12月9日、大阪在住60代の女性が家の中で凍死した12月に入って暖かさと寒さを繰り返してきた大阪市。最低気温は8.6度。大阪急性期・総合 -
激しい寒暖差で発症——「目の動脈硬化」で朝起きたら失明のリスクも!
2023/11/29 11:00視界がぼやける、かすむ……よくあると放置しがちな目のトラブル。ある日突然、目覚めたら目が見えないなんてことになる前にーー。都心では、100年ぶりに11月の最高気温を更新し、各地で異例の暑さが続いていたが、師走の足音が近づいたら、急激な冷え込みが訪れた。「今年のように寒暖差が激しい冬は、例年以上に注意すべき目の病いがあります。処置が遅れると“失明”につながることもあるので、十分な注意が必要です」そう -
専門医が解説「アルツハイマー病新薬“レカネマブ”は軽度患者への効果に期待」
2023/10/12 06:00「認知症のなかで、約7割を占めるアルツハイマー病に特化した薬『レカネマブ』が、9月25日に日本で正式承認され、年内にも実用化される見通しです。同薬については、今年7月にFDA(アメリカ食品医薬品局)で承認されたことから、『アメリカで治療したい』という声もあったほど、患者さんやそのご家族の期待度が高いものです。臨床医としても、大きな武器を得ることができたという思いです」こう語るのは、日本のアルツハイ -
旬だから安くておいしい「きのこ」の“大病を防ぐ!”6大健康パワーを総ざらい
2022/10/26 06:00スーパーに行けば1年中買うことができる身近な食材「きのこ」。今や人工栽培によって生産量が管理され、年間を通していつでも食べられるが、天然のきのこの旬は主に秋だ。秋は年間でもっともおいしいきのこを食べられるうえに、栄養価もアップ。さらに、旬の時期には流通量も増えるため、値段も安価になりやすいと、いいことずくめだ。林野庁のホームページによると、日本には4千~5千種類のきのこが存在するといわれているが、 -
乳がん1年目で64.2万円、糖尿病1年間で65,452円…【病気でかかるお金】最新試算
2022/10/19 06:00もし病気になったら……その痛みや苦しみはもちろん、やはり不安になるのはお金。後期高齢者の2割に当たる約370万人の医療費負担が2割に引き上げられたなか、「いくらかかる?」を知って備えることが重要だ。「1割負担の人が2割負担となると、単純に医療費が倍になります。定期的に診察を受ける必要がある生活習慣病などをお持ちの方は、5年、10年で考えればかなりの負担増になります」こう語る五良会竹内内科小児科医院 -
気づきにくい「椎骨」の異変…「骨粗しょう症」は“自覚症状”ない人も
2020/04/29 06:00「骨粗しょう症とは骨密度が70%を下回った状態のことで『骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気』として広く知られています。ところが、病気が進行して背中や腰を骨折すると、約40%の人が5年以内に亡くなるという事実は、意外と知られていません。実は骨粗しょう症は、死にもつながる深刻な病気なのです」そう話すのは、骨粗しょう症から更年期障害まで、女性医療全般を専門とする太田博明先生。骨粗しょう症は女性がな -
「いま8人に1人が慢性腎臓病」専門医が語る“病のサイン”
2020/02/20 15:50「いまや成人の8人に1人が『慢性腎臓病』にかかっている。これは、“国民病”といわれる糖尿病の患者より多いのです。しかも慢性腎臓病は、かなり症状が進行しないと自覚症状が現れません」そう警鐘を鳴らすのは、東北大学大学院教授を務める腎臓専門医の上月正博先生だ。血液をろ過して、老廃物を体外に排出する機能を持つ腎臓。血液や骨の組成、そして血圧の維持にも関係しており、生命維持に欠かせない臓器だ。「腎臓の機能が -
専門医指導する「慢性腎臓病」予防「20分×週5回歩こう」
2020/02/20 15:50「腎臓の機能が低下してしまうと、通院で回復させるのは難しい」。腎臓内科の医師はそう語る。健康な腎臓を保つためには、多少“キツい”運動も心がけるべしーー。「いまや成人の8人に1人が『慢性腎臓病』にかかっている。これは、“国民病”といわれる糖尿病の患者より多いのです。しかも慢性腎臓病は、かなり症状が進行しないと自覚症状が現れません」そう警鐘を鳴らすのは、東北大学大学院教授を務める腎臓専門医の上月正博先 -
漢方の世界では「“冷え”は病気」専門医警鐘鳴らすリスク
2020/02/11 15:50季節外れの暖かさに包まれているが、まだまだ朝晩は「冷え」の残る今日このごろ。女性なら誰しもが身に覚えのある「冷え症」は、じつは単なる“体質”ではなく、ひとつの立派な“病気”だって知っていましたか?「よく『冷えは万病のもと』といわれますが、それは決して抽象的な言葉ではありません。具体的な数字でいえば、日本人の死因の約9割近くは『低体温』が関係しているからです」そう話すのは、「冷え」に詳しい芝大門いま -
専門医が語る「冷え症の真実」死因の多くが“低体温”起因
2020/02/11 15:50「立春」を過ぎ、暦の上ではいよいよ春。ぽかぽか陽気に包まれて、その訪れを実感することも増えてきた。いっぽうで、朝晩を中心にまだまだ厳しい寒さが残ることもあり、「冬の名残り」に身震いしている人は多いはず。とはいえ、これだけ空調が充実し、保温性の高い下着などもあふれているご時世に、世代を超えて多くの女性たちが「冷え」に悩まされ続けているのはいったいなぜなのだろう……。そこで、「冷え」に詳しい芝大門いま -
「血流」「内臓」「自律神経」…難聴の患者に共通する3つの不調
2019/11/20 11:00じつは中高年の多くがトラブルを抱えていながらも、その自覚を比較的持ちづらいといわれているのが「耳」。人生100年時代を健やかに生きるためには「健康耳」が欠かせません!「近視や遠視などで、ものが見えづらくなるのと同様に、なんらかの原因で聞こえづらくなるのが『難聴』。特別な病気などではなく、誰でもなる可能性があるのです」そう語るのは、これまで3万人以上の治療をおこなってきた日本リバースの今野清志院長。 -
筋肉が痩せているのに肥満“サルコペニア肥満”にご用心!
2019/11/15 11:00駅の階段を上ると息切れがする、家の中でつまずいたり、すべったりすることが増えた、疲れやすくなったので外に出るのがおっくうだ……。これらは筋力が低下しているシグナルだという。「筋力が低下すると、以前はできていたことが困難になり、疲れやすい体になってきます。筋肉が落ちると聞くと、痩せ細った状態の人をイメージするかもしれませんが、太っていても筋肉が落ちている人がいます。これを『サルコペニア肥満』と呼び、 -
血管年齢チェックリストで知る 脳梗塞を招く血管老化
2019/10/02 15:50「血管の老化は心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる重篤な疾患を招きますが、実は最近、高齢者とともに、血管年齢が高い若い人が増えているのです。30~40代で心臓の病気になり、手術を受ける人の血管年齢はだいたい60~70代で、実年齢よりも30歳ぐらい年をとっていました。運動不足で、偏食がちで食生活が乱れている、肥満傾向で、若いうちから生活習慣病にかかっている、といった共通点があります。特に、女性は閉経後に血 -
老化や生活習慣病の原因に!寝てもとれない疲れは脳疲労かも
2019/09/19 11:00「全身の倦怠感、肩こり、目の疲れ……こうした疲労の原因は、筋肉ではなく脳にあります。眼精疲労解消のためホットタオルで目を温めれば、一時的にはよくなったと感じるかもしれませんが、脳の疲れをとらない限り根本的な解決には至らないのです」こう話すのは、東京疲労・睡眠クリニック院長で疲労回復専門医の梶本修身先生。梶本先生が疲労回復において注目するのは、脳にコントロールセンターを置く自律神経だ。「たとえば10 -
専門医が伝授「寝たままできる!脳疲労を取る1分間ストレッチ」
2019/09/19 11:00寝ても疲れがとれないのは、自律神経の疲れ=脳の疲れがとれないから。その疲れをとる唯一の方法が睡眠。3つのストレッチでぐっすり眠ろう!「全身の倦怠感、肩こり、目の疲れ……こうした疲労の原因は、筋肉ではなく脳にあります。眼精疲労解消のためホットタオルで目を温めれば、一時的にはよくなったと感じるかもしれませんが、脳の疲れをとらない限り根本的な解決には至らないのです」こう話すのは、東京疲労・睡眠クリニック -
認知機能、整腸…1日50グラムのブルーベリーに期待できる効果
2019/09/12 15:50目にやさしい、とよくいわれるブルーベリー。最近では、その健康効果が肌、血管、そして脳まで若返らせてくれると、ますます注目されているのです!「寝ても疲れがとれない、ストレスがたまっているといった悩みを訴える患者さんに、食生活から体調を改善させる方法も提案しますが、その1つに、ブルーベリーをおすすめすることがあります」そう語るのは、アンチエイジングの専門医で、銀座上符メディカルクリニックの上符正志院長 -
運動習慣でアルツハイマー型認知症は40%もリスク減に
2019/08/14 11:00「日ごろから、バランスのいい食事や適度な運動をすることを心がけ、積極的に社会参加することなどは、認知症発症リスクを下げるために有効かもしれません。久山町研究を含むさまざまな疫学調査データから示されています」そう話すのは、九州大学大学院医学研究院教授で医学博士の二宮利治先生。“久山町研究”は、福岡市の北部に位置する糟屋郡久山町(人口約8,900人)の住民を対象に、'61年から長年継続している生活習慣 -
女性にうれしい効果だらけ!最強食材「ピーナッツ」選び方
2019/06/20 16:00目下、食品業界でその健康効果が注目されているピーナッツ。ツヤツヤな肌をキープし、認知症も予防。そんな“老けない体”を作ってくれるというのです――。「アーモンドやくるみなど、ナッツ類の健康効果はこれまでにもたびたび話題になってきましたが、いま食品業界が注目しているのはピーナッツに含まれる豊富な栄養素です」そう話すのは、ナッツ類の研究を長年続けている慶應義塾大学医学部の井上浩義教授だ。ピーナッツはミネ -
慶大教授語る「ピーナッツ」効果、生活習慣病リスク低下も
2019/06/20 16:00目下、食品業界でその健康効果が注目されているピーナッツ。ツヤツヤな肌をキープし、認知症も予防。そんな“老けない体”を作ってくれるというのです――。「アーモンドやくるみなど、ナッツ類の健康効果はこれまでにもたびたび話題になってきましたが、いま食品業界が注目しているのはピーナッツに含まれる豊富な栄養素です」そう話すのは、ナッツ類の研究を長年続けている慶應義塾大学医学部の井上浩義教授だ。ピーナッツはミネ -
腸内環境に効果アリ、オリーブオイルは発酵食品と相性抜群!
2019/03/23 16:00イタリアやスペイン産が有名なオリーブオイル。だが近年、その品質の高さで注目を集めているのが、小豆島をはじめとする香川県産のオリーブオイルだ。香川県農業試験場小豆オリーブ研究所の窪田健康所長は次のように語る。「平成15年に小豆島がオリーブ振興特区に認定されたことも契機になりましたが、研究者魂とでもいいますか、所員が折に触れて世界じゅうの産地を訪れ、研究。上質なオリーブオイルをつくるには、栽培技術はも -
和食にも合う味わい!香川県産オリーブオイルが注目浴びる理由
2019/03/23 11:00近年、その品質の高さで注目を集めているのが、小豆島をはじめとする香川県産のオリーブオイル。香川県農業試験場小豆オリーブ研究所の窪田健康所長によると、その歴史が始まったのは明治40年ごろのこと。日露戦争を経て北の広大な漁場を得たことで、たとえばイワシをオイル漬けにしたオイルサーディンなど、魚介類の加工用にオリーブオイルが必要になったためだという。「1年を通じて気候が温暖で台風の被害が少ないことが、オ -
香川県の新定番!生産者が伝授するオリーブオイル和食レシピ
2019/03/23 11:00近年、その品質の高さで注目を集めているのが、小豆島をはじめとする香川県産のオリーブオイル。香川県農業試験場小豆オリーブ研究所の窪田健康所長によると、その歴史が始まったのは明治40年ごろのこと。日露戦争を経て北の広大な漁場を得たことで、たとえばイワシをオイル漬けにしたオイルサーディンなど、魚介類の加工用にオリーブオイルが必要になったためだという。「1年を通じて気候が温暖で台風の被害が少ないことが、オ -
目標値改訂で話題、血圧「130/80」の人がすべき生活改善
2019/03/18 11:00年齢が上がれば「毎日、高血圧の薬を飲むのは大変……」と嘆く人が周囲に増えてくるもの。しかも今後は「上130台ならまだ安心」と思っていた人にも指導が――。「これまで『上(=収縮期血圧)140/下(=拡張期血圧)90』(単位=mmHg)といわれていた高血圧の基準が“見直されるのではないか”と注目されているのが、日本高血圧学会が4月に改訂する予定の『高血圧治療ガイドライン2019』。そこでは『上130/ -
日本高血圧学会が4月改訂予定「高血圧の降圧目標値」とは
2019/03/18 06:00「これまで『上(=収縮期血圧)140/下(=拡張期血圧)90』(単位=mmHg)といわれていた高血圧の基準が“見直されるのではないか”と注目されているのが、日本高血圧学会が4月に改訂する予定の『高血圧治療ガイドライン2019』。そこでは『上130/下80』未満まで、降圧目標値が引き下げられる方針なんです」(医療ジャーナリスト)現在、日本には「上140/下90」以上の高血圧患者が推定4,300万人い -
介護リスクを遠ざける「関節トレーニング」、腰と膝の基礎トレ
2019/02/20 16:00いつまでも丈夫な足腰を維持するためにも大切な筋トレ。そのポイントは、トレーニングによって“関節が正しく動くこと”をちゃんと意識して行うことなのです――。「膝や腰の慢性的な痛みは、関節や筋肉の生活習慣病とも言えます。正しい姿勢で歩ける状態を維持するためには、これらを正しく鍛えることが大切です」そう話すのは、理学療法士の笹川大瑛さん。笹川さんは“予約の取れない理学療法士”として人気で、健康に関する講座