発酵のまち新潟県上越市在住の美人管理栄養士、野崎ゆみこ先生が毎日飲んでいる魔法の水「こうじ水」。実践した人たちからは、長年の便秘が治ったと喜びの声が届いている。こうじを水にいれるだけのこうじ水だが、気になる「使ったあとの『こうじかす』」の活用法をゆみこ先生に聞いてみた。
■こうじ水を作ったあとの、こうじ=“こうじかす”の使い方
【入浴剤として】
こうじ水を作ったあとのこうじを、「こうじかす」と言いますが、一番お手軽なのは、「入浴剤」として使うこと。三角コーナー用として販売されているストッキング状のネット袋に入れるのがオススメです。できるだけ目の細かいものを選んでください。網目からこうじがこぼれてしまいます。不織布タイプだと、破れる心配がありますので、ナイロンタイプがおすすめです。
【スクラブとして】
優しいスクラブとして使うこともおすすめです。こうじには、酵素がたっぷり入っていて、ソフトなピーリング効果があり、肌がツルツルすべすべにしてくれます。こうじかすを手でもんでペースト状にしてから、小鼻などのざらつきが気になる部分につけて優しくマッサージすると黒ずみが取れてきれいになります。もちろん、ひじやひざなどにもつけても角質が取れますよ。こうじかすだと後始末が大変、という方は、代わりに濃いめのこうじ水を使ってもOK。
【歯茎マッサージに】
こうじ菌には、歯周病の原因となる細菌が増えるのを防ぐ効果があるので、こうじかすを歯茎に付けてマッサージをするのもおすすめ。使い方は、こうじかすを人差し指にのせて歯茎になじませながらくるくるとマッサージするだけ。歯茎と歯の境目が特に細菌によって炎症を起こしやすいので、その部分も優しくマッサージを。歯茎の血行もよくなり、ピンク色になります。歯ブラシにつけてマッサージすると歯茎への刺激が強いので、指でマッサージするほうがよいでしょう。