健康
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熱中症リスク、子供への影響…感染症専門医語る「7月にマスクを外すべき理由」
2022/05/19 06:00コロナ禍で迎える3度目の夏を前に、政府内でもにわかに浮上した“マスクを外すべきか否か”の議論。専門医は「今こそ外す決断をする時機にきている」と強く主張するーー。「人との距離が2メートル以上確保できている場合には、マスクを外すことを推奨している」“首相の女房役”の松野博一官房長官は、5月12日の記者会見でこのように語った。そのいっぽう、岸田文雄首相は「今の段階でマスクの着用緩和は現実的ではない」と、 -
長引く自粛生活で下半身が弱体化…“コロナひざ痛”を訴える人が増加中
2022/05/16 15:50「久々に友達と会って、あちこち歩き回ったら、なんだかひざに痛みが出てきて……」長い自粛生活が緩和され、外出が増えたことで、ひざの痛みや違和感を訴える人が急増している。この症状を“コロナひざ”と命名したのは、京都大学医学研究科の青山朋樹教授だ。「自宅に閉じこもり、座った状態で長時間過ごしていた結果、ひざ関節の筋肉が固まり、可動域が狭くなっている人が増えています。また活動量が減ったことで、下半身の筋肉 -
広がる認知症予防薬への夢 東大研究チームが解明「脳のゴミ除去の仕組み」
2022/05/13 11:00「“脳のゴミ”を除去するメカニズムがわかってきたことで、認知症の治療法の開発につながる可能性が出てきました」こう語るのは、東京大学大学院医学系研究科の山田薫助教(脳神経医学)。今もって根本的な治療薬がない認知症は、’25年には65歳以上の5人に1人がなるといわれている。とりわけ認知症の6割以上を占める「アルツハイマー型」は、異常タンパク質「アミロイドβ」の脳内への蓄積が引き金となって、神経細胞の中 -
認知症予防には良質な睡眠を…専門医教える「夜やるべき習慣」
2022/05/13 11:00脳にたまった“ゴミ”が引き起こすとされている認知症。ゴミの排出に欠かせないのが、脳内の液体の流れだ。じつは睡眠時に流れが強くなるという。認知症を防ぐための習慣とはーー。今もって根本的な治療薬がない認知症は、’25年には65歳以上の5人に1人がなるといわれている。とりわけ認知症の6割以上を占める「アルツハイマー型」は、異常タンパク質「アミロイドβ」の脳内への蓄積が引き金となって、神経細胞の中に「タウ -
中高年はCT必須! 早期発見できる人間ドッグのオプション検査
2022/05/12 11:00長引くコロナ禍で健康診断、人間ドックなどの受診を控えて、病気の進行を招いてしまったというケースが後を絶たない。「2人に1人ががんにかかると言われているのに、忙しいからとがん検診を後回しにすることは、リスクを無視しているのと同じことです。早期発見して適切な治療を受けること。でも、私は一般的ながん検診や人間ドックは患者さんにおすすめしていません。精度の高い部位別のオプション検査を受けるほうが早期発見で -
医師が解説!はちみつ×シナモンで美味しく血糖値コントロール
2022/05/09 15:50「私は長年、低血圧に苦しんでいたのですが、フランスで勉強していたとき、現地の人から『はちみつにシナモンを入れて食べるといいよ』と教わり、実行したところ、すぐにその効果を感じたのです。それまで何をやってもダメだったのに……。驚きました」こう話すのは、医療・美容分野の国際医療スペシャリストとしてテレビや雑誌で活躍中の森田知恵さん。それ以来、森田さんははちみつとシナモンを紅茶に入れたり、ヨーグルトにかけ -
都道府県で違いが…要介護認定の割合が高いのは大阪府
2022/05/05 11:00「うちの県は認定されやすい」「うちはされにくい」。介護関係者の間で、しばしばそのような会話があるという。要介護認定を受けやすいのはどの都道府県なのだろうかーー。「ある県の介護事業者は『これまでよりも要介護認定を受ける人が減っていると感じています』と言っていました。近年、全国的に要支援、要介護の認定が抑制されており、これまで受けられたサービスが、受けられなくなるケースが出ています」こう語るのは『図解 -
当事者が明かす「要介護認定の裏側」訪問調査の注意点は?
2022/05/05 11:00要介護認定には要支援1〜2、要介護1〜5の要介護度がある。要介護度が高くなるほど、受けられる介護サービスは多くなるので、要介護認定は介護を受ける人にとっても、介護する家族にとっても大事な問題だ。だが、高齢化による介護費用の増大を受け、全国的に要介護認定の“抑制”が行われているという。今までなら、認定を受けられたような人に「非該当」の判定が出たり、予想よりも低い要介護度の判定が出たりしているとの声が -
専門医と考えた「AGEを抑制で若返るレモン料理7」
2022/05/04 11:00老化の大敵ともいえる“糖化”を防いでくれるだけでなく、実にさまざまな健康効果をもたらしてくれるレモン。そんなレモンの力を最大限に引き出す簡単&絶品レシピ7点を、健康効果別に大公開――!あの酸っぱさが、いかにも体によさそうなレモン。果汁100ミリリットルあたり50ミリグラムのビタミンCが含まれており、これは柑橘類のなかでもナンバーワン!そのほか、クエン酸やポリフェノールなどさまざまな成分を豊富に含み -
糖尿病の専門医が推奨「レモンがAGE値を抑える」
2022/05/04 11:00今や日本人の国民病ともいえる糖尿病。動脈硬化や腎臓病、アルツハイマー型認知症など、さまざまな疾患につながることが知られているが、その大きな原因のひとつに「体の糖化」があると昭和大学医学部の山岸昌一教授は指摘する。「『糖化』とは体内でタンパク質に糖がくっつくことにより、タンパク質が劣化する現象のこと。糖化タンパク質は体の中でもはや使いものにならなくなった燃えかすのような物質で、正式にはAGE(終末糖 -
「春の日焼け」が招く「秋の抜け毛」…専門家に聞く対処法
2022/05/03 11:00気象庁によると、'90年に茨城県つくば市で観測を開始して以降、地表に到達する紫外線量は年々増加しており、10年あたりの増加率は4.1%にものぼるという。今年も私たちの肌は、過去最高量の紫外線にさらされることになる。「コロナ禍になってから、肝斑が濃くなった、という方が増えています。マスク着用による摩擦と、紫外線のダメージをダブルに受けてしまった結果によるものだと思います」そう指摘するのは、KUMIK -
心筋梗塞招くことも…春の“寒暖差熱中症”にご用心
2022/05/03 11:004月初旬、時季外れの“猛暑”に包まれた日本列島。強い日差しや高温多湿の環境が体調に与える影響には、十分な警戒が必要だ――。急激な気温上昇が私たちの体にもたらすトラブルで忘れてはいけないのが、熱中症のリスク。「体が気温に慣れるまでに3日はかかるといわれていますが、春は寒暖差が激しく、どうしても温度変化に追いつきません。そのため、気温が上がってもうまく発汗することができず、体に熱がこもって熱中症になり -
サウナのバスマットは要注意…女性も急増中の危険な水虫感染スポット
2022/04/22 15:50いまや“おじさんの病気”ではなく、女性にも多い疾患となった水虫。温度・湿度が上昇し、外出機会も増えていくこれからの季節は忍び寄るリスクに厳重な警戒が不可欠だーー。「3月下旬に『まん延防止等重点措置』が解除されてから、再び水虫の患者さんが増えてきました。コロナ禍以降、外出による感染リスクを減らすため、症状が出てもなかなか病院に行かず、水虫を悪化させてしまった人もいます」こう語るのは、水虫治療に詳しい -
腎臓のリンが寿命を決める!医師が教える老化を遅らせる食事術
2022/04/20 15:50「寿命が短い人、100歳を過ぎてもピンピンしている人がいますが、なぜ個人差が生まれるのかーー。実は、体内のリンが老化や寿命を左右することはあまり知られていません。体にリンがたまらないようにコントロールできれば、老化を遅らせることが可能です」そう話すのは、医師で、発売から2カ月余りで9万部を売り上げた『腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する』(幻冬舎新書)の著者の黒尾誠先生だ。「血液中 -
インド式健康ドリンク「ゴールデンミルク」で脳も体も元気に!
2022/04/20 06:00「カレーの黄色い色のもとで、ウコンとしてもおなじみのターメリックは、体の酸化を防ぎ、アンチエイジングや生活習慣病の予防にもつながると注目されているスパイスです。そのターメリックを手軽にとれるのが“ゴールデンミルク”。スパイスの本場であるインドでも古くから体にいいと親しまれている飲み物なのです」そう教えてくれたのは、スパイス料理研究家の印度カリー子さん。彼女は昨年まで東京大学大学院で、食品化学の観点 -
世界最高齢ランナー夫婦 健康の秘訣は全12品の“フルコース”朝ご飯にあり!
2022/04/18 15:5080代半ばを迎えた今も、楽々フルマラソンを完走する内田夫妻。そんな2人の元気の秘訣は、朝食にあり! 健康長寿のための工夫がちりばめられた、内田家の朝ご飯に突撃してきました。「朝は、ごらんのとおりの量を食べます。今日は取材だから、写真うつりがいいようにフルーツにいちごを付け足しましたが、あとはいつもの朝食と全く同じです」フルコースのようにずらりと食卓にならんだ料理の数々。その前で笑顔を見せるのは、内 -
1時間以上の昼寝で「認知症リスク」が40%アップ 正しい寝方を医師が解説
2022/04/15 06:00“春眠暁を覚えず”とはよく言ったもの。心地よい気候で、ぐっすりと眠れるこの時期。しかし、昼寝のぐっすりが認知症のリスクを高める危険性があるという。医師に、正しい昼寝の方法を教わった。「4月になってあたたかな日が続き、午後、ついウトウトしてしまうことがありませんか。実は先月、昼寝と認知症との関連を示した気になる論文が、米国のアルツハイマー協会の雑誌『Alzheimer’s & Dementia』に掲 -
診察なしで薬がもらえる「リフィル処方箋」制度が開始 利用時の注意点を解説
2022/04/07 15:50一度医師から処方箋をもらえば、その後2回まで診察なしで薬を受け取れる“リフィル処方箋”。便利な一方、病状悪化の懸念も。使いこなすためのポイントを聞いた――。「処方箋の制度が、この4月から変わっていることは、あまり知られていません。処方箋を繰り返し使える『リフィル処方箋』制度が導入されているのです」そう語るのは、薬剤師の宇多川久美子さん。「リフィル処方箋」とはどんなものなのか?「リフィルとは“詰め替 -
肩こり、頭痛だけじゃない…医師警鐘「“鼻の奥の炎症”が認知症を招く」
2022/04/06 15:50「頭痛、肩こり、不眠、倦怠感やうつなど、原因不明の不調や症状が続くときは、鼻の奥で炎症が起こる『慢性上咽頭炎』を疑ってみるべき。この慢性上咽頭炎は“万病のもと”ともいえる疾患です」そう語るのは、『つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい』(あさ出版)などの著書がある、堀田修クリニック院長の堀田修先生。上咽頭とは、鼻とのどの交差点にあたるところ。新型コロナウイルスの第6波で猛威をふるったオミクロ -
つまようじが“鍼”に大変身!脊柱管狭窄症ケアのアイデア
2022/04/01 11:00加齢に伴い、背骨の内側にある脊柱管が狭くなっていくことで、中に通っている脊髄や神経が圧迫されるなどして起こる脊柱管狭窄症。高齢化が進むにつれて増えている疾患だが、痛みやしびれ、歩行障害、排尿障害といった症状を引き起こすため、QOL(生活の質)が下がるなどの悩みを抱える人も多い。「脊柱管狭窄症で具体的な痛みやしびれを感じる場所は人によって異なりますが、だいたい腰から下の下半身です。痛みがあることで、 -
腰痛に悩む人へ パーソナルトレーナー提案の「耳裏シール」
2022/03/30 15:50春の陽気が感じられ、暖かい日が増えてきたものの、朝晩は冷え込むこの季節。筋肉がこわばったままで、腰痛や関節痛、こりなどにお悩みの方も多いはず。解消するにはストレッチやマッサージなどで定期的に筋肉をほぐすことが大切だが、忙しい毎日の中で継続するのは難しいもの。しかし、耳の裏にシールを貼るだけで、腰痛をはじめ、全身の痛みやこりが改善するという!でも、どうして耳の裏にシールなの? 「耳の裏シール(ポイン -
A型は心筋梗塞リスク高め データで見る血液型別おすすめ保険
2022/03/30 11:00「交通事故などの重大事故のとき、O型の人はほかの血液型より3倍近く死ぬ確率が高いというデータがあるのをご存じでしょうか」こう話すのは『NEWよい保険・悪い保険2022年版』(徳間書店)の監修などで活躍するファイナンシャルプランナーの長尾義弘さん。東京医科歯科大ほかが重症のケガで緊急搬送された901人の患者の死亡率を血液型別に分析した結果、O型はA型に比べ、2.7倍も高いという報告がされている。もと -
O型の事故死亡率は他の3倍とデータが 血液型別「入るべき保険」
2022/03/30 11:00若い頃から漫然と入っているままの保険はないだろうか? 内容の充実度、細分化された保障、コスパなども進化している現在、自分に必要な保険へのかけ替えを検討しよう――!「交通事故などの重大事故のとき、O型の人はほかの血液型より3倍近く死ぬ確率が高いというデータがあるのをご存じでしょうか」こう話すのは『NEWよい保険・悪い保険2022年版』(徳間書店)の監修などで活躍するファイナンシャルプランナーの長尾義 -
クロワッサンより食パンが危ない…“血糖値スパイク”要注意の食事クイズ
2022/03/30 06:00食後の血糖値急上昇で血管にかかる負担の蓄積は、健康寿命を脅かす恐れが。一見ヘルシーに思える食事にも落とし穴があるのでご注意を――!「健康長寿のカギを握る“血管年齢”は、食習慣と深いかかわりがあります」そう語るのは、糖尿病専門医で「AGE牧田クリニック」院長の牧田善二先生。血管の老化は、さまざまな病気のリスクを招く。「糖質を過剰に摂取すると、血糖値の乱高下=『血糖値スパイク』が起こります。これが繰り -
何気なく捨ててるお茶が活躍! 美味しく体整う茶がらレシピ
2022/03/28 11:00長引く巣ごもりの影響で太ってしまい「ダイエットをしても全然痩せない!」と嘆く人が急増中。「コロナで食生活が乱れているところ、運動不足が重なって体重が増えてしまっているのです。メタボとまではいかなくても、脂肪肝にかかる人が増えています」そう語るのは、栗原クリニック東京・日本橋の栗原毅院長。脂肪肝は中性脂肪が肝臓に過剰にたまる病気で、患者数は国内で推定3000万人いるといわれている。脂肪肝が進んで肝機