健康
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健康寿命のばす食べ方クイズ 肩こりによいかぼちゃの調理法は?
2019/09/04 15:50「栄養学では、食品の栄養素を十分に引き出すための調理法や食べ方が新たにわかってきています」こう話すのは東京慈恵会医科大学附属第三病院栄養部の小沼宗大さん。小沼さんと同部の相木浩子さんは、食材の効果的な取り方をまとめた『長寿ホルモンを増やす!「長寿食材」の選び方と最高の食べ方』(宝島社)を監修した。「食材にはそれぞれの特徴があり、切り方のほか、油を使って炒める、お湯でゆでるといった調理法、さらには食 -
“クーラー病”に悩む人が試したい「鎖骨つまみ」の効果とは
2019/08/30 06:00「マッサージを受けても症状がよくならない」「肩がパンパンで頭まで痛い」など、がんこな肩こりに悩む人は多い。「スマホ画面を長時間見たり、重いバッグを持ったり、前かがみの姿勢でいることが長いと、肩まわりが圧迫されてこり固まります。老廃物がたまって血流も滞るので、この時期は肩こりに加え、クーラー病による冷えや不眠、むくみにもつながってしまうのです」こう話すのは、理学療法士の𠮷田一也さん。こりの原因は、猫 -
むくみ、便秘や下痢にも!「鎖骨つまみ」で不調を乗り切る
2019/08/30 06:00猛暑の今年、冷房をつけっぱなしの家庭が多い。しかし、それによって例年以上に「クーラー病」に悩まされる人も……。冷え、不眠、むくみと、それを引き起こす“こり”の解消には、鎖骨まわりをつまむことが有効だったのです。「スマホ画面を長時間見たり、重いバッグを持ったり、前かがみの姿勢でいることが長いと、肩まわりが圧迫されてこり固まります。老廃物がたまって血流も滞るので、この時期は肩こりに加え、クーラー病によ -
安価で安全ながん治療「コータック」がイギリス臨床治験で“目覚ましい効果”
2019/08/27 16:008月27日、イギリス・マンチェスターで開催された「国際放射線研究学会(ICRR)2019」において、がんの増感放射線療法「コータック」臨床治験の第一段階であるフェーズ1の結果が発表された。増感放射線治療「コータック」とは、高知大学名誉教授で高知総合リハビリテーション病院院長の小川恭弘医師が2006年に開発した療法のことだ。乳がんや臓器や骨にできる固形がんの放射線治療を行う際に、オキシドールとヒアル -
専門医警告「70以上は要注意!脈拍の速さは突然死のサイン」
2019/08/23 11:00「脳卒中や心筋梗塞などの危険因子として高血圧が指摘されますが、じつは脈拍が速い人のリスクも実証されています」こう話すのは、帝京大学医学部教授の大久保孝義先生。岩手県大迫町(現・花巻市)では、町民が家庭で血圧を測定する取り組みが33年前から続いている。大久保先生は長年この研究に携わり、データの分析に当たってきた。「最初は町民100人から始まり、現在は300人ほどに拡大しました。家庭用の血圧計を配り、 -
バランス能力、柔軟性、筋力上げる「健脚エクササイズ」
2019/08/23 11:00昨年の厚生労働省の発表によると、日本人女性の平均寿命は87.26歳、健康寿命は74.79歳だった。「健康寿命」とは、「健康上の問題がない状態で、日常生活が制限されることなく自立した生活ができる期間」のことを指す。すなわち、女性は人生の最後の約12年半、介護など周囲のサポートを必要としていることになる。この平均寿命と健康寿命の差が生まれる原因の多くは「運動器の障害」によるものだと、国立長寿医療研究セ -
健康な足作るために…骨質を上げる「ビタミンK」を摂ろう
2019/08/23 06:00昨年の厚生労働省の発表によると、日本人女性の平均寿命は87.26歳、健康寿命は74.79歳だった。「健康寿命」とは、「健康上の問題がない状態で、日常生活が制限されることなく自立した生活ができる期間」のことを指す。すなわち、女性は人生の最後の約12年半、介護など周囲のサポートを必要としていることになる。この平均寿命と健康寿命の差が生まれる原因の多くは「運動器の障害」によるものだと、国立長寿医療研究セ -
「片足立ち」「ひざ曲げ」…健脚を作るための毎日の習慣
2019/08/23 06:00昨年の厚生労働省の発表によると、日本人女性の平均寿命は87.26歳、健康寿命は74.79歳だった。「健康寿命」とは、「健康上の問題がない状態で、日常生活が制限されることなく自立した生活ができる期間」のことを指す。すなわち、女性は人生の最後の約12年半、介護など周囲のサポートを必要としていることになる。この平均寿命と健康寿命の差が生まれる原因の多くは「運動器の障害」によるものだと、国立長寿医療研究セ -
「歩幅広い人は認知症なりにくい」医師が語る“健脚”のカギ
2019/08/22 15:50健康な足でいつまでも元気に歩くため、基本となるのは、ふだんの正しい姿勢と歩き方だ。「たかが姿勢」と甘くみてはいけない。悪い姿勢は一日二日でできるのではなく、体のアンバランスや弱い箇所をカバーするために年月をかけて積み重なってできたもの。そして、その歪みが筋肉や関節の骨に負荷をかけたりすることで、肩こりや腰痛、関節痛を引き起こす原因となる。裏を返せば、正しい姿勢を維持することで、筋肉への負荷が軽減さ -
足の健康をおびやかす「変形性ひざ関節症」を見抜くサイン
2019/08/22 15:50“健康長寿”をかなえるために特に大切なのが丈夫な足腰。健脚を維持していくために、まずはいまの状態を客観的にチェックするところから始めよう!昨年の厚生労働省の発表によると、日本人女性の平均寿命は87.26歳、健康寿命は74.79歳だった。「健康寿命」とは、「健康上の問題がない状態で、日常生活が制限されることなく自立した生活ができる期間」のことを指す。すなわち、女性は人生の最後の約12年半、介護など周 -
転倒リスクは認知症リスクに“足の衰え”について知ろう
2019/08/22 11:00昨年の厚生労働省の発表によると、日本人女性の平均寿命は87.26歳、健康寿命は74.79歳だった。「健康寿命」とは、「健康上の問題がない状態で、日常生活が制限されることなく自立した生活ができる期間」のことを指す。すなわち、女性は人生の最後の約12年半、介護など周囲のサポートを必要としていることになる。この平均寿命と健康寿命の差が生まれる原因の多くは「運動器の障害」によるものだと、国立長寿医療研究セ -
内臓脂肪を蓄積させない!「おじさんの病気」を遠ざける8カ条
2019/08/16 11:00尿路結石、高尿酸血症……。なんとなく「男性しかかからない」と思っていた病気に悩まされる女性が増えているそう。実は、女性ならではの生活習慣が招くことも多い「気をつけるべき病気」を知り、病気を招く生活習慣を正しましょう。「冷や汗が出るほど激しい痛みが下腹部に走り、頻尿で何度も駅のトイレに駆け込んで用を足すと、便器が血で真っ赤になったので思わず叫んでしまいました——」悪夢の出来事を振り返るのは、都内に住 -
尿路結石、痛風、脂肪肝…「おじさんの病気」が女性に急増中!
2019/08/16 06:00「冷や汗が出るほど激しい痛みが下腹部に走り、頻尿で何度も駅のトイレに駆け込んで用を足すと、便器が血で真っ赤になったので思わず叫んでしまいました——」悪夢の出来事を振り返るのは、都内に住む50代の女性。病院に駆け込むと「尿路結石」と言われた。「尿路結石は汗を大量にかく夏場によく起こる病気です。体内の水分が汗で失われるので、尿中のシュウ酸カルシウムの量が増えて結晶化される。つまり“石”ができます。その -
運動習慣でアルツハイマー型認知症は40%もリスク減に
2019/08/14 11:00「日ごろから、バランスのいい食事や適度な運動をすることを心がけ、積極的に社会参加することなどは、認知症発症リスクを下げるために有効かもしれません。久山町研究を含むさまざまな疫学調査データから示されています」そう話すのは、九州大学大学院医学研究院教授で医学博士の二宮利治先生。“久山町研究”は、福岡市の北部に位置する糟屋郡久山町(人口約8,900人)の住民を対象に、'61年から長年継続している生活習慣 -
歯の健康と生きがいも大切!九大教授が教える「糖尿病」予防
2019/08/14 06:00「日ごろから、バランスのいい食事や適度な運動をすることを心がけ、積極的に社会参加することなどは、認知症発症リスクを下げるために有効かもしれません。久山町研究を含むさまざまな疫学調査データから示されています」そう話すのは、九州大学大学院医学研究院教授で医学博士の二宮利治先生。“久山町研究”は、福岡市の北部に位置する糟屋郡久山町(人口約8,900人)の住民を対象に、'61年から長年継続している生活習慣 -
九大教授伝授!認知症予防には一汁一菜で糖尿病にならないこと
2019/08/14 06:00治療が難しい認知症。正確な予防法をあぶりだすために、町の住民ほぼ全員の生活を長年追いかけた、画期的な調査がある。認知症発症の有無から見えてきたものとは——。「日ごろから、バランスのいい食事や適度な運動をすることを心がけ、積極的に社会参加することなどは、認知症発症リスクを下げるために有効かもしれません。久山町研究を含むさまざまな疫学調査データから示されています」そう話すのは、九州大学大学院医学研究院 -
胃がんはバリウムより胃カメラ、がんの早期発見で知るべきこと
2019/08/13 11:00今年1月に岐阜市で胃がんの検診を受けた50代の女性が、7月16日に亡くなった。「要精密検査」と診断されていたにもかかわらず、「異常認めず」と誤って通知されていたのだ。市区町村が実施するがん検診への信頼を、大きく揺るがす事件であった。「全国の自治体で行われているがん検診で、正しくがんが発見できる精度は、そもそも7〜8割。4〜5割の自治体すらあります。がんの見落としは、かなりの確率で起こりうるのです」 -
大腸がん、肺がん…検診ではわからない「見落とし」のリスク
2019/08/13 06:00今年1月に岐阜市で胃がんの検診を受けた50代の女性が、7月16日に亡くなった。「要精密検査」と診断されていたにもかかわらず、「異常認めず」と誤って通知されていたのだ。市区町村が実施するがん検診への信頼を、大きく揺るがす事件であった。「全国の自治体で行われているがん検診で、正しくがんが発見できる精度は、そもそも7〜8割。4〜5割の自治体すらあります。がんの見落としは、かなりの確率で起こりうるのです」 -
安くて安全にがんを消す放射線療法「コータック」が「日本ベンチャー学会会長賞」受賞
2019/08/03 15:50「今回の受賞で、安全・安価ですべての固形がん(塊を作るがん)に有効な『増感放射線療法・コータック』が世間に認知される可能性が広がることに、率直に喜んでおります」高知大学名誉教授で高知総合リハビリテーション病院院長の小川恭弘さんは、日本ベンチャー学会会長賞受賞決定の報を受けてこう語る。日本ベンチャー学会会長賞とは、文部科学省所管の国立研究開発法人「科学技術振興機構(JST)」と経済産業省所管の国立研 -
じつは“薬”が原因なのかも……その認知症“治るかもしれない”
2019/08/02 15:50近畿在住の70代女性は夫と死別して一人暮らしをしていたが、1年ほどしてから「夫が生きている」と口走って夜中に外を歩き回るようになったため、慌てた娘に連れられて精神科病院を受診した。この女性の診察にあたった、ひょうごこころの医療センターの小田陽彦認知症疾患医療センター長が、当時の状況を次のように話す。「お薬手帳を見ると、受診の1カ月前から『ベンゾジアゼピン受容体作動薬』という抗不安薬が投与されていま -
睡眠薬を使う前に変えるべき生活習慣、昼寝は15分までと医師
2019/08/01 15:50「人間は老化に伴い、メラトニンという“睡眠ホルモン”を産生できなくなってきますし、とくにリタイア後の高齢者は体を動かす習慣が減ります。ですから、現役時代と比べて高齢者が眠れなくなるのは“当たり前”と言っていいんです。しかし現在、睡眠薬に頼ろうとする高齢者が増え、彼らに睡眠薬を安易に処方してしまう医師がいるのです」こう語るのは、菅原脳神経外科クリニックの菅原道仁理事長。高齢の外来患者が睡眠不足を訴え -
副作用で事故のリスクも…高齢者に睡眠薬“ムダ処方”の実態
2019/08/01 15:50「5時間くらいしか眠れないのって、不眠症かしら?」。高齢親がそんな話を切り出してきたら“睡眠薬を飲むのはちょっと待って!”と声をかけてあげるべきかも。「人間は老化に伴い、メラトニンという“睡眠ホルモン”を産生できなくなってきますし、とくにリタイア後の高齢者は体を動かす習慣が減ります。ですから、現役時代と比べて高齢者が眠れなくなるのは“当たり前”と言っていいんです。しかし現在、睡眠薬に頼ろうとする高 -
にんにく、しょうがが“健康にいい”とされる真の理由とは
2019/07/25 06:00「女性の場合、大豆製品を種類多く摂取する人ほど、そうでない人に比べて、心筋梗塞や脳梗塞といった循環器疾患のリスクが34%、全死亡リスクが14%低くなる――」今年3月、このような調査結果が国立がん研究センターから報告された。40~69歳の男女約8万人を20年近くにわたって追跡調査(コホート研究)したものだ。この研究を実施した大妻女子大学家政学部食物学科公衆栄養研究室の小林実夏教授は、研究内容について -
食材と疾患予防に因果関係、鍵は「抗酸化」と「抗炎症」に
2019/07/24 16:00「女性の場合、大豆製品を種類多く摂取する人ほど、そうでない人に比べて、心筋梗塞や脳梗塞といった循環器疾患のリスクが34%、全死亡リスクが14%低くなる――」今年3月、このような調査結果が国立がん研究センターから報告された。40~69歳の男女約8万人を20年近くにわたって追跡調査(コホート研究)したものだ。この研究を実施した大妻女子大学家政学部食物学科公衆栄養研究室の小林実夏教授は、研究内容について -
死亡リスク高い病気予防に摂りたい食材、その科学的根拠
2019/07/24 16:00「女性の場合、大豆製品を種類多く摂取する人ほど、そうでない人に比べて、心筋梗塞や脳梗塞といった循環器疾患のリスクが34%、全死亡リスクが14%低くなる――」今年3月、このような調査結果が国立がん研究センターから報告された。40~69歳の男女約8万人を20年近くにわたって追跡調査(コホート研究)したものだ。この研究を実施した大妻女子大学家政学部食物学科公衆栄養研究室の小林実夏教授は、研究内容について