「横浜西口地下街の大規模改装で、それまで駅直結のエスカレーター脇にあった売り場が、’15年末に奥まった仮売り場へ移転して開店。すると仮売り場から’17年ドリーム7億円。そして’17年9月に再度、もっと奥まった現在の場所で新装開店。なんと今度は’18年サマー7億円。リニューアルするたびに億が出る奇跡の売り場なんです」
こう話すのは「横浜ダイヤモンドチャンスセンター」の谷本英俊店長。
「売り場が地下街の奥へ奥へと移動しているので、『億へ億へと動いている』とお客さんに言われます」
ドリーム7億円を当てたのは中年夫婦。店頭の呼び込みにつられ購入したら、大当たりだったとか。
「場所が移動して、認知してもらおうと必死で声掛けしたことが、幸運を呼んだのかも」(谷本店長)
今年も7月2日から、1等・前後賞合わせて7億円のサマージャンボが発売中。本誌が今回注目したのは新装開店、いわゆるリニューアルしている売り場から、億が爆当たりしている現象だ。
神奈川県「東急武蔵小杉駅宝くじショップ」。東急とJRが交差する武蔵小杉は近年、タワーマンションが林立、急激な発展を遂げている。その区画整理の影響で本来、駅北口の改札外にあった売り場が、’13年4月に駅直結の東急スクエア内に移転リニューアル。すると’15年年末ミニ1等7,000万円を皮切りに、’17年にはグリーン5億円、スポーツくじBIG1等6億円と爆当たり。
「移転した場所の運気がよかったのかも、とお客さんに言われました」(売り場統括・田口久美子さん)
そのほかにも、新装開店で大当たりの売り場がある。
【静岡県】イオン浜松志都呂チャンスセンター
’18年9月新装開店で、’18年年末10億円。
【大阪府】大阪駅前第4ビル特設売場
毎回、解体新装している売り場。直近では’18年サマー6億円。
【福岡県】マイングチャンスセンター
’15年12月新装開店で、’17年ハロウィン4億円。
しかし、どうしてリニューアルすると、大当たりが出るのか? 宝くじ研究家の山下剛さんは次のように語る。
「開運を妨げる邪気は、古い建物にたまっていきます。建物が新しくなるだけで、運気は確実に高まるんです。伊勢神宮などの運営も、この考え方をしていると思います」
あなたも、新規開店パワーにあやかってみてはいかが?