■つっぱり棒の“つっぱらない使い方”……可能性は無限大
「つっぱり棒との付き合いは結婚前からですから、もうかれこれ25年ほどになります」と話すのは同じくつっぱり棒マスターで“プロ主婦マミ”こと赤瀬真実さん。赤瀬さんは昨年、つっぱり棒マスターの資格を取得した。2LDKの賃貸マンションに、夫、長男、長女と4人で暮らしている。
「自宅には20本以上のつっぱり棒があります」と言う赤瀬さん。冷蔵庫内にミニサイズのつっぱり棒にチューブ調味料をぶら下げるなどしているが、とくに特徴的なのが、つっぱり棒の“つっぱらない使い方”。
「ちょっと季節外れの話題で恐縮ですが、クリスマスツリーってかさばりますよね。そこで我が家では、ツリーがプリントされたタペストリーをつっぱらないつっぱり棒に通して、それをフックで壁に掛けて飾っています。あと、ウォークインクローゼットの中、向かい合った棚につっぱり棒をつっぱらずに渡して、そこに重さを気にせずコート類をたくさん掛けてます」
なるほど、つっぱらない使い方なら、耐荷重をそこまで気にせず使用できる。つっぱり棒の落下などトラブルの心配もない。さらに……
「玄関入ってすぐの廊下につっぱり棒をつっぱって、来客用のコート掛けにしています。まら、来客時以外でも、不意の雨で濡れたものや、花粉の季節など、部屋の中に持ち込みたくない上着も、ここに掛けるようにしています」
工事不要でリフォーム効果抜群。なるほど、竹内社長が話したとおり、つっぱり棒の可能性は無限大なようだ。