認知症の最新ニュース
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「耳かき」「鼻ほじり」で認知症!? 実は危険なNG習慣
2023/10/25 11:00鼻ほじりが原因で、アルツハイマー型認知症になるという研究結果があるんです。そう話すのは、岡山大学病院高度救命救急センター長で、『ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました。』(秀和システム)の著者の中尾篤典先生。豪・グリフィス大学の研究チームによって行われたマウスを使った実験ではあるが、人間にも起こりうるのだという。「その研究では、肺炎クラミジア菌をマウスの鼻孔に塗り付けたところ、マウ -
専門医が解説「アルツハイマー病新薬“レカネマブ”は軽度患者への効果に期待」
2023/10/12 06:00「認知症のなかで、約7割を占めるアルツハイマー病に特化した薬『レカネマブ』が、9月25日に日本で正式承認され、年内にも実用化される見通しです。同薬については、今年7月にFDA(アメリカ食品医薬品局)で承認されたことから、『アメリカで治療したい』という声もあったほど、患者さんやそのご家族の期待度が高いものです。臨床医としても、大きな武器を得ることができたという思いです」こう語るのは、日本のアルツハイ -
水の飲みすぎ、熱い湯に浸かる…寝る前の“脳が疲れる習慣”
2023/10/09 11:00「認知症は発症すると回復が難しいため、予防・早期発見がとても大事です。食事や生活習慣を見直すことで、発症リスクが下がるという研究データも出てきました。“悪い習慣”を続けていたら、直ちに改めるようにしましょう」そう語るのは、『認知症になる48の悪い習慣−ぼけずに楽しく長生きする方法−』(ワニブックス)の著者で、東京国際大学医療健康学部の岩瀬利郎准教授だ。特に、質のよい睡眠が認知症を防ぐための第一歩な -
【寝たきりの原因】筋肉やせをセルフチェック「ふくらはぎ輪っかテスト」
2023/10/05 06:00年齢を重ねて健康に過ごすには何に気を付ければいいのか。医師の和田秀樹先生は、こう話す。「高齢者はやせてはいけません。やせることは、筋力の低下につながり、歩行に影響します。動かなくなると、体が衰え、要介護に進むこともある。それが原因で認知症につながる場合もあるのです。やせることは、老化を早めること。むしろ危機感を持ったほうがいい。いかに体重を減らさず、『ちょっと太めを維持する』か、それが大事なのです -
耳をひっぱってぐるぐる…認知症予防に「目覚めの1分耳ほぐし」
2023/10/04 06:00年齢とともに不安になってくるのが“脳の衰え”。認知症になる人は増え続け、2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると推計されている。「まだ自分は大丈夫」と思っている人も多いと思うが、日常生活に支障をきたすほどではないものの、記憶力や注意力などの認知機能に低下が見られる状態をMCI(軽度認知障害)といい、認知症の一歩手前とされる。MCIの人も現在約400万人いるといわれ、MCI -
“保険のプロ”がおすすめ!いま入る認知症保険、押さえるべき3つのポイントは
2023/09/29 15:50「9月25日に厚労省が認知症の進行を遅らせる効果のある国内初のアルツハイマー病治療薬『レカネマブ』(エーザイと米バイオジェンの共同開発)を正式に承認し年内にも日本の医療現場で使えるようになる見込みだと報じられました。このように認知症を取り巻く環境は刻々と変化しており、認知症保険の選び方もそれに応じて変わってくると思います」こう話すのは「NEWよい保険・悪い保険2023年版」(徳間書店)の共同監修な -
“保険のプロ”が実名で公表! いまおすすめの認知症保険ベスト3
2023/09/29 15:50「厚労省によると、日本国内における認知症患者数は2020年の600万人から25年には730万人、高齢者の5人に1人が認知症になると推測され、深刻さを増しています。そうした背景もあり、認知症保険はいま注目の保険。それだけに大手を含め多くの保険会社の商品があり、それぞれに保障内容や保険料が異なるため、選び方がむずかしくなっているのが現実ですこう話すのは「NEWよい保険・悪い保険2023年版」(徳間書店 -
蛭子さん“最後の展覧会”制作現場の挨拶は「毎回『初めまして』」
2023/09/27 11:00認知症公表から約3年、テレビ出演が激減し蛭子能収さん(75)だが、ただ今開催中の「最後の展覧会」展が連日の盛況を呈している。蛭子さんの再婚は何を隠そう、本誌のお見合い企画から。以来、20年の付き合いがある本誌記者が、今回の展覧会に至るまでの裏側に完全密着。約1年をかけて新作絵画19点を描き上げた蛭子さんと、それを支えた旧友たちの愛と葛藤の物語。認知症700万人時代は、“助け合い”と“笑い合い”で乗 -
9月7日開幕「最後の展覧会」で開花した“芸術家・蛭子能収”の新境地
2023/09/07 06:00「いや~、すごい絵ですね。えっ? これオレが描いたんですか?」自分の作品が並んだ展覧会場に入るなり、漫画家でタレントの蛭子能収(75)はこう語った。20年7月に認知症を公表した蛭子さんが描き下ろした新作19点を展示する「根本敬 presents 蛭子能収『最後の展覧会』展」が、9月7日、東京・南青山にある「Akio Nagasawa Gallery Aoyama」で始まる(9月30日まで)。開催前 -
香りをかぐことで脳を刺激、活性化! 東大式アロマで認知症を予防
2023/08/23 15:50年齢を重ねると、嗅覚も衰えていく。それは視力や聴力と同じだ。中には、「嗅覚障害」に悩まされる人もいる。嗅覚障害になると、食物の腐敗やガス、煙などの悪臭にも気づかなくなるため危険だ。また、嗅覚の衰えは脳の認知機能と深く関わりがあり、認知症の前兆の1つともいわれている。ところで、私たちがにおいを感じるメカニズムはどのようなものだろう。東京大学大学院医学研究科 外科専攻 感覚・運動機能講座 耳鼻咽喉科学 -
「週3便秘」で認知症リスクが増加!腸内環境の悪化で脳にダメージが
2023/08/10 06:00認知症患者に便秘が多いという研究データから、便秘が認知症につながるという新たな知見が発表された。便秘により腸内が炎症を起こすと、脳の炎症、つまりは認知症のリスクが高まるという。“中年期以降の排便の回数と便の硬さが認知症リスクと関係する”国立がん研究センターを中心に行われている多目的コホート研究(あるグループを追跡して病気の発生などの健康状態を調べる研究)からの研究結果が6月29日、海外のジャーナル -
滑舌の悪さは老化の合図――局アナ直伝『あいうえお滑舌トレーニング』で認知症予防!
2023/08/05 06:00運動機能の低下よりも早く、先に現れる老化の重要なサインが、噛む力・飲み込む力の低下、話すのに必要な口周りの筋肉の衰えなど、口腔機能が低下する「オーラルフレイル」だ。「フレイル」とは、一般社団法人日本老年医学会が提唱している「虚弱(frailty)」のこと。「口腔機能が低下すると、生きるために必要な『食べる』ことにも支障がでます。コロナ禍で人と会わなくなり、滑舌が悪くなり、むせる人も増えています。今 -
認知症による行方不明者が1万8000人と過去最多! 家族の「徘徊失踪」を防ぐために知っておくべきサービス8
2023/07/18 06:00人生100年時代を迎えて、長生きリスクのひとつが“認知症”。高齢化に伴い、認知症になる人は増え続け、2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると推計されている。そのうえ、徘徊で行方不明になる人が急増していることも問題に。警察庁によると、’22年、認知症やその疑いで行方不明になった人の数は1万8709人と過去最多を更新。’12年の統計開始から10年連続、増加の一途をたどる。「高 -
リスクの9割を発見、最新の「認知症判定テスト」が導入開始へ
2023/06/09 11:00人生100年時代におけるリスクのひとつが“認知症”だ。高齢化に伴い患者数は増え続けており、2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると推計されている。「認知症の一歩手前とされる、リスクありの状態をMCI(軽度認知障害)といい、記憶力や注意力など認知機能に低下が見られるものの、日常生活に支障をきたすほどではない状態を指します。私はこれを『グレーゾーン』と呼んでいます」そう語るの -
電気ポット、野菜細切りが寝たきりの原因に…認知症招くNG習慣14
2023/05/29 11:00「立ったり歩いたりの日常生活で消費される『非運動性熱産生』は1日の消費エネルギーの約4割。ホルモンバランスが変化する50代から、あえてまめに動き非運動性熱産生をあげる必要があります」そう話すのは、お茶ノ水健康長寿クリニックの院長・白澤卓二先生。健康寿命を延ばすためには運動が重要。また、筋肉量を維持することは認知症の予防にもつながるよう。中高年の筋力運動、健康政策などを研究する筑波大学大学院教授の久 -
勝手に納屋を増築、ヒモ男が勝手に入籍…親の資産が狙われている
2023/05/18 15:504月28日、元女優の江角マキコ(56)が、子供を通わせていたインターナショナルスクールの元理事長であるK氏の遺族から訴えられていたことを『フライデー』が報じた。一方、4月26日には認知症だった親に3億円寄付させたのは不当だとして、金沢医科大学と同大学病院の前院長が遺族に提訴された。高齢者の資産のトラブルが増えているという。実例を見ながら、ファイナンシャルプランナーで消費生活アドバイザーの北見久美子 -
保護猫活動に1千万円寄付、ヘルパーに小遣い「認知症の親」の資産トラブルが急増
2023/05/18 15:504月28日、元女優の江角マキコ(56)が、子供を通わせていたインターナショナルスクールの元理事長であるK氏の遺族から訴えられたことを『フライデー』が報じた。K氏が生前に作成した、江角に対して約2億3千万円を払うという「和解契約公正証書」の無効化を巡っての争いだ。遺族側はK氏が病気で判断能力をなくしたうえで作らされたものだと主張している。一方、4月26日には認知症だった親に3億円寄付させたのは不当だ -
5月が飛散量ピーク!PM2.5汚染で「認知症」リスク増の危機
2023/05/12 06:00花粉の飛散が落ち着いたかと思ったら、今度は黄砂に覆われている日本列島。共に人体へ悪影響を及ぼすものとして知られているが、じつは私たちの健康を脅かす大気中の物質はほかにもある。「PM2.5」と呼ばれている微小粒子状物質だ。PM2.5とは…大気中に浮遊する小さな粒子のうち、大きさが2.5μm(1μm=1mmの千分の1。直径が髪の毛の太さの約30分の1の大きさ)以下の非常に小さな粒子。物の燃焼や、大気中 -
最新研究で判明した「本わさび」が脳にもたらす意外なメリット
2023/05/08 11:00「わさびに強い抗酸化作用や解毒作用があることは知られていました。最新研究では、わさびに含まれる『ヘキサラファン』という成分が、認知症やアルツハイマー病の予防、ブレインフォグの改善に効果があることがわかったのです」そう話すのは、食品メーカー・金印の機能性ビジネス研究所所長で、農学博士の奥西勲先生。45~68歳の男女37人に判断力や注意力を測る認知機能テストを行ったところ、ヘキサラファンを摂取したグル -
ピーコにも行方不明報道が…認知症による徘徊・失踪防ぐなら「靴に名前」を!
2023/04/26 06:00“オネエキャラ”で、一世を風靡した双子タレントの「おすぎとピーコ」。4月中旬、兄にあたるピーコ(78)が「行方不明になった」と報じられ、騒然となったことは記憶に新しい。エアコンやテレビもつけっぱなしで姿を消してしまったため、近所の人は不安をあらわにしていた。その後、ピーコは昨年から認知症を発症し、スーパーで万引を繰り返した結果、今年3月25日に逮捕・書類送検されていたことが明らかになった。現在は、 -
万引き逮捕後、施設入所報道のピーコ 本誌が報じていた“年下男性との手繋ぎデート”を「介護」と笑顔で話していた頃
2023/04/20 18:35万引きで逮捕されていたと4月19日に「NEWSポストセブン」によって報じられたピーコ(78)。もともと10日配信の「週刊女性Prime」によって、自宅マンションからいなくなり、失踪していることが報じられていたが、「NEWSポストセブン」の記事によると、3月下旬に買い物に訪れた店でピーコは万引きをしたとして逮捕。ピーコは「カードで支払った」と説明したが、クレジットカードは使用停止となっており、また、 -
おすぎ 認知症悪化で別々の施設へ…語っていた“ピーコの分まで働く”兄弟愛
2023/04/20 17:054月19日、「おすぎとピーコ」のピーコ(78)について、衝撃的な近況が報じられた。3月下旬、万引きで逮捕されていたというのだ。4月10日、「週刊女性PRIME」は、ピーコが自宅マンションから姿を消し、警察が捜査に乗り出す事態にまで発展していたと報じていたが――。「『NEWSポストセブン』によると、ピーコさんは3月25日に買い物に訪れた店で万引きをし、逮捕されていたそうです。ピーコさんは『カードで支 -
ピーコ 万引きで逮捕され施設入り報道…おすぎを老老介護の“ショッキングな結末”にネット絶句
2023/04/19 18:284月19日、「おすぎとピーコ」でお馴染みのピーコ(78)が万引きで逮捕されていたと「NEWSポストセブン」が報じた。4月10日、「週刊女性Prime」によって自宅マンションからいなくなり、失踪していることが報じられていたピーコ。記事によると、3月25日に買い物に訪れた店でピーコは万引きをしたとして逮捕。ピーコは「カードで支払った」と説明したが、カードは使用停止となっていた。また、ピーコは万引きを繰 -
便秘薬常用で認知症の発症リスク高まる可能性…英最新研究が発表
2023/04/12 11:00《下剤を日常的に使用していると、認知症の発症リスクが高まる可能性がある》こんな研究結果が2月、海外の医学誌『Neurology(ニューロロジー)』で発表された。この研究はイギリスで40~69歳の18,235人を対象に行われた調査にもとづいたもの。4週間にわたって市販の下剤、すなわち便秘薬を常用(ほぼ毎日使用)した人とそうでない人を約10年間追跡調査した。その結果、下剤を常用する人はあらゆる原因によ -
B.ウィリスが発症した前頭側頭型認知症…“窃盗・放火”に走る危険性も
2023/03/02 15:50「これまで“認知症である”ことをカミングアウトされる方のほとんどが、アルツハイマー型でした。今回、ブルース・ウィリスさん(67)が罹患していることが明かされた“前頭側頭型”は、認知症の中でも非常に割合の少ない疾患です。一報を聞いたときは、ついにこの病気でも公表する人が出てきたのか、と」こう語るのは、認知症治療・研究の第一人者である「メモリークリニックお茶の水」の朝田隆院長。2月16日(現地時間)、