健康
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長寿な市区町村ランキング 川崎市麻生区、長生きの秘密は「坂道歩き」と「趣味の充実」
2023/05/29 11:005月12日、厚生労働省が全国の市区町村の’20年時点における平均寿命を公表した。女性でもっとも長寿だったのは神奈川県川崎市麻生区で89.2歳(全国平均87.6歳)。麻生区は男性の平均寿命でも84.0歳(全国平均81.5歳)と1位になり、アベックで日本一の長寿な町に!麻生区の長寿の秘訣はなんなのか。「昨年秋に65歳以上を対象に実施した高齢者実態調査で、『15分くらい続けて歩いていますか』という問いで -
「早食い」は心臓血管病のもとだった!朝食を10分以内で済ませる人は要注意
2023/05/29 11:00早食いの人は身長が縮みやすく、心臓血管病のリスクも高まるーー。こんな論文が今年4月に発表された。研究者は、大阪健康安全基盤研究所の清水悠路先生らだ。「もともと血管の健康状態が悪いと身長低下を起こすことについて研究していたところ、早食いの人に身長低下が起こりやすいことに気づき、また、早食いの人は血管の健康が損なわれ、心臓血管病のリスクが高くなるということもわかりました」(清水先生・以下同)早食いも身 -
電気ポット、野菜細切りが寝たきりの原因に…認知症招くNG習慣14
2023/05/29 11:00「立ったり歩いたりの日常生活で消費される『非運動性熱産生』は1日の消費エネルギーの約4割。ホルモンバランスが変化する50代から、あえてまめに動き非運動性熱産生をあげる必要があります」そう話すのは、お茶ノ水健康長寿クリニックの院長・白澤卓二先生。健康寿命を延ばすためには運動が重要。また、筋肉量を維持することは認知症の予防にもつながるよう。中高年の筋力運動、健康政策などを研究する筑波大学大学院教授の久 -
50歳以上は特に注意…肺炎や脳炎引き起こす「はしか」の恐ろしさ 茨城、東京に次ぎ神戸でも感染確認!
2023/05/25 11:00「はしかは感染力が非常に高く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症するといわれています」5月16日の会見で、このように警鐘を鳴らしたのは加藤勝信厚生労働大臣。4月下旬、日本国内で3年ぶりにはしかの感染が確認されたのだ。「4月27日、インドから帰国した男性が、発熱などの症状を訴え、はしかに感染していることがわかりました。その男性は4月23日に、新神戸から東京までの新幹線に乗車していたので -
「鼻毛の抜きすぎ」で気管支ぜん息を招く可能性が!
2023/05/24 15:50マスクフリーの日々が戻ってきたが、気がつけば鼻や口周りのケアが怠りがちになっていたことを認めざるをえない人も少なくないはず。「よく見たら、鼻毛が飛び出していた……」なんてことも珍しくないかもしれない。しかし、相手が女性だと「アナタ、鼻毛が見えていますよ」なんて指摘、なかなかしづらいものだ。“人の振り見てわが振り直せ”とばかり、にわかに鼻毛チェックを始める人も多いだろう。ところが、あわてて一気に抜い -
神経が張り巡らされた箇所を簡単ケア「耳ギョーザマッサージ」でリラックス
2023/05/17 15:50「更年期世代の女性から最近よく聞く悩みが『夜、ぐっすり眠れない』というものです。そういう方々は、同時に太ってきたなど体型の変化にも直面しがち。このようなケースでは、私は“耳をマッサージすること”をおすすめしています」こう話すのは、YouTubeで「40代からの動ける体チャンネル」を主宰するパーソナルトレーナーのみっこさん。主に更年期の女性が抱える悩みにフォーカスした同チャンネルは登録者数66万人を -
脇汗は保険診療860円で治せる! 意外な保険適用の症状11
2023/05/15 11:00「気温が上昇し、薄着になる季節。とくに多汗症の女性は、脇汗などが気になると思います。でも、そんな悩みを解消する薬が’22年1月に厚労省で認可されているので、保険診療で治療が受けられる場合があるんです」こう語るのは、医療法人社団五良会・竹内内科小児科医院の院長の五藤良将さん。じつは、脇汗を代表に、歯ぎしりやいびきのような、放置しがちなからだの悩みのなかには、病気が隠れており、保険診療で治療できるケー -
顔の彫が浅い人は要注意!「眼の日焼け」が白内障やシミの原因に
2023/05/15 11:00日差しが強くなるこの時期、お肌の日焼け対策だけでなく、眼の日焼け対策も大切。眼に入る紫外線は、白内障などの病気を引き起こす可能性があるのです!「紫外線が強くなる季節を迎えています。日焼け止めを塗るなど、肌への対策を万全にしている人は多いでしょう。しかし、忘れてはいけないのが眼の日焼け対策です」このように警鐘を鳴らすのは、戸塚駅前鈴木眼科(神奈川県)の鈴木高佳院長だ。シミ、皮膚がんなどの原因となる紫 -
最新研究で判明「2年間で身長が5mm縮んだ人は死亡リスクが増加」
2023/05/12 11:00「身長を測ったら、いつのまにか2cmも低くなっていて……。信じられませんでした」こう話すのは、自治体が実施する健康診断を受けた都内在住の51歳の女性。周囲からは「50代以上ならよくあること」と言われたそうだ。しかし、身長の変化を加齢のせいだけで片付けてはいけない。じつは、「身長が縮むのと死亡リスクの増加には関連がある」という衝撃的な研究結果が先日、科学誌『Scientific Reports』に掲 -
5月が飛散量ピーク!PM2.5汚染で「認知症」リスク増の危機
2023/05/12 06:00花粉の飛散が落ち着いたかと思ったら、今度は黄砂に覆われている日本列島。共に人体へ悪影響を及ぼすものとして知られているが、じつは私たちの健康を脅かす大気中の物質はほかにもある。「PM2.5」と呼ばれている微小粒子状物質だ。PM2.5とは…大気中に浮遊する小さな粒子のうち、大きさが2.5μm(1μm=1mmの千分の1。直径が髪の毛の太さの約30分の1の大きさ)以下の非常に小さな粒子。物の燃焼や、大気中 -
冷凍食品をそのまま弁当に入れるのは危険!自然解凍が食中毒を招く
2023/05/11 11:00「最近、冷凍したおかずをそのまま弁当に入れ、自然解凍して食べる、という家事テクニックがSNS上ではやっています。しかし、この行為は食中毒を引き起こす可能性があるのです」そう警鐘を鳴らすのは管理栄養士の寺内麻美さん。「市販でも『自然解凍OK』という冷凍食品が多く出回り、簡単で時短にもなると人気があります。それをまねるのか、自家製の冷凍おかずや自然解凍OKとはうたっていない冷凍食品を、保冷剤代わりに凍 -
放っておいたままではお金がおりないことも! ガン保険の落とし穴
2023/05/10 15:50’00年ごろまでのガン保険は診断一時金+手術・入院保障が中心で、再発などではお金が下りないことも! 今の時代に必要な5項目を要確認だ。まずは“危ない”4つのケースから検討していこう。■ケース1:再発したガンには保険金が支払われない「男性Aさん(56)は、胃ガンと診断されました。幸い、20代のころに加入していたガン保険で手術給付金と入院給付金合わせて70万円を受け取り、無事に治療を終えて社会復帰しま -
黄砂が舞う日は外出控えて…気管支炎引き起こす「花粉爆発」 に警戒
2023/05/08 11:00「スギ花粉の飛散は落ち着きましたが、ヒノキ花粉は5月中旬ぐらいまで警戒が必要です。それ以降も黄砂などによる影響で、花粉症の症状に加え、気管支炎の発症が増える危険性もあり、まだまだ油断はできません」そう警鐘を鳴らすのは、花粉症原因物質研究の第一人者である、埼玉大学大学院理工学研究科の王青躍教授だ。4月14日、岸田文雄首相は、花粉症対策に関する関係閣僚会議の初会合の席上で、「6月までに、来年の飛散期や -
最新研究で判明した「本わさび」が脳にもたらす意外なメリット
2023/05/08 11:00「わさびに強い抗酸化作用や解毒作用があることは知られていました。最新研究では、わさびに含まれる『ヘキサラファン』という成分が、認知症やアルツハイマー病の予防、ブレインフォグの改善に効果があることがわかったのです」そう話すのは、食品メーカー・金印の機能性ビジネス研究所所長で、農学博士の奥西勲先生。45~68歳の男女37人に判断力や注意力を測る認知機能テストを行ったところ、ヘキサラファンを摂取したグル -
キレそうなら6秒間大谷翔平のことを考えて!更年期イライラとの付き合い方3
2023/05/04 06:00「なぜ、あんなひどい怒り方をしてしまったんだろう」そうした後悔は、誰でも経験があるだろう。カッとなって瞬間的にとった言動が、相手を傷つけてしまう。相手の反応を見てハッとしても、時すでに遅し……。「後悔しないように怒りと上手に付き合いたい。そのための心理トレーニングが『アンガーマネジメント』です」そう話すのは日本アンガーマネジメント協会理事の戸田久実さん。「冒頭のようにひどい怒り方をしたときは“後悔 -
高血糖を改善する「レモン玉ねぎ」!
2023/05/02 06:00高血糖が続くと糖尿病のリスクが高まるが、’16年の国民健康・栄養調査によると糖尿病とその予備群は約2000万人(成人の約5人に1人が該当)。もはや国民病だ。高血糖が引き起こすトラブルはこれだけでなく、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞になる危険性もある。この高血糖の改善に役立つのがレモンと玉ねぎだ。玉ねぎにはインスリンの分泌を助けて血糖値の低下を促す働きがあるが、レモンも中性脂肪を減らしてコレステロール値の -
ついついやってしまう“豆腐の残念な食べ方”せっかくの健康効果が無駄に!
2023/05/02 06:00全国でもがんの罹患率が最も低い沖縄県でよく食べられている豆腐には、女性の体をがんから守る作用があるという。その仕組みと効果的な食べ方を専門家が教えてくれた。女性の2人に1人が一生のうちになるというがん。「国立がん研究センター」の最新データ(’19年調査)によると、全国で女性のがんの罹患率がもっとも低いのは沖縄県だ。とりわけ女性のがん死亡数が最も多い大腸がんとその次に多い肺がんでは、沖縄県の罹患率は -
朝日を浴びる、シャワーより入浴…鎌田實先生がすすめる「脈活」
2023/05/01 06:00「日本人はたしかに長寿ですが、どれだけ健康寿命を長くできるかが課題です。私は最近『90歳の壁』を意識するようになり、それを乗り越えるための習慣を実践中です」こう話す医師の鎌田實先生。現在74歳の鎌田先生は、70代でけがをしない体作りに励み、80代では毎日歩き続けることで、90歳を元気な体で迎えるのが目標だという。特に心がけているのが「脈活」だ。「日本人の死因の上位には心筋梗塞や脳梗塞といった血管系 -
週に1回8000歩「20分の早歩き」が死亡リスクを軽減する!
2023/05/01 06:00“週1~2日、1日8000歩以上のウオーキングでも10年後の死亡リスクが大幅に低下する――”。先月、米国の国際学術誌に掲載された、健康維持につながる新たなエビデンスが話題を呼んでいる。京都大学大学院などの研究グループが、米国の国民健康栄養調査データ(20歳以上の男女、3101人)を用いて、1週間の間に8000歩以上歩く日数と死亡率の関連について統計解析を行った。その結果、週に1~2日、8000歩以 -
「抹茶を飲むと『うつ症状』軽減に効果あり」最新研究で判明
2023/04/30 06:00「私たち日本人になじみ深い抹茶に、『うつ』の症状を軽減させる効果があることが、今回の研究で明らかになりました」こう話すのは、熊本大学大学院生命科学研究部准教授の倉内祐樹先生。今年1月、倉内先生は文部科学省科学研究費助成事業として行った抹茶の効能に関する研究の成果を、オンライン科学誌『Nutrients』で発表した。6年ほど前から抹茶と精神的なストレスとの関係について研究を始めたという倉内先生。今回 -
腰痛の理由にお尻のゆるみが?「肛門締め」で体幹を鍛えよう
2023/04/28 06:00「腰痛は、骨盤のゆがみや姿勢の悪さ、運動不足などから起こると考えがちですが、じつは“肛門力の衰え”が根本の原因なんです」こう話すのは、東京都世田谷区の整体院「せたがや手技均整院」の院長で、開業以来33年間でのべ十数万人に施術してきた整体師の鈴木登士彦さんだ。日本では40歳以上の約2800万人が腰に痛みを抱えているというから深刻だ。長年、悩んでいる人も多いはず。腰痛になる理由を鈴木さんは次のように説 -
1日2分「第3の咬筋」ほぐしで肩こり、腰痛の“累積疲労”を軽減!
2023/04/27 06:00この春、ようやく3年にも及んだマスク生活から解放されたとはいえ、「今さらマスクを外して素顔をさらすなんてことはできない」と嘆く女性たちは多い。「長いマスク生活で口元が下がり、顔のむくみに悩む声をよく聞きます。私たちの整骨院にも、顔や体の不調を訴える人が来ますが、問題を抱えている人は100%あごがズレています。アンチエイジングのために、肌に保湿剤やリフト作用のある化粧品をぬったとしても、あごのゆがみ -
専門医が実践している「心臓のトラブルを防ぐ食習慣」
2023/04/21 06:00人生100年時代を迎えて、いつまでも元気で過ごすためには、「心臓の健康」が不可欠な要素となる。「心疾患はがんに次いで日本人の死因第2位で、循環器系の疾患を抱える人は若い世代を含めて年々増えています。私は100歳まで健康でいるカギとして『血管をしなやかに開くこと』を唱えています」そう語るのは、血液や血管、循環器系のエキスパートである池谷医院の池谷敏郎院長だ。「心臓は直結する大動脈へ血液を送り出し、そ -
シイタケは干すことで予防効果アップ! 血管詰まりに「干しシイタケ生姜」
2023/04/19 15:50脳梗塞、心筋梗塞……。血管が詰まることで引き起こされる疾患には深刻なものが多い。発作を起こして、運よく一命をとりとめても、後遺症が残ったり、介護が必要な状態になるなどの可能性があるため、十分すぎる注意が必要だ。血管が詰まることを予防するには、まず食生活の改善から始めたい。肉料理中心の食事を控え、塩分の摂取量を見直すのはもちろんだが、血液をサラサラにして、血管が詰まる大きな原因である高血圧を防ぐ効果 -
カニたまは最強の若返り食!コレステロール×たんぱく質で筋力アップ
2023/04/19 11:00「筋力を維持し、『寝たきり』の未来を避けるには、実は女性であってもテストステロンという男性ホルモンが必要です」そう話すのは『老化を「栄養」で食い止める 70歳からの栄養学』(アスコム)の著者で、マイシティクリニック院長の平澤精一先生だ。「女性の健康にはエストロゲンなど女性ホルモンの働きが重要ですが、閉経後、エストロゲンは急激に減少します。いっぽう、男性ホルモンのテストステロンは女性の体にももともと