健康寿命の最新ニュース
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「ボケ始め」なら脳は戻せる!専門医が教える認知症グレーゾーンから「脳を戻す習慣」
2024/10/28 11:00「9月24日、日本では2例目となる認知症薬『ドナネマブ』が承認されました。認知症の7割を占めるアルツハイマー病治療薬で、軽度認知症や、MCI(軽度認知障害)への投与で、症状の進行を29%遅らせるというデータもあります」(医療ジャーナリスト)新薬への期待は高まるばかりだが、そもそも大事なのは、早期段階のMCIに気づくことだと言うのは、『認知症グレーゾーンからUターンした人がやっていること』(アスコム -
「マツケンサンバ」のリズムで歩いて脳老化を防ぐ!健康寿命と歩行速度には大きな関連が
2024/10/16 11:00ある研究で、歩行速度が遅いと脳が萎縮することがわかった。「まだ歩けているから」といって安心は禁物。脳の老化を救うのは、誰もが知る“あのサンバ”のリズムで――。人生100年時代、「寝たきり」を防いで長生きするためには「フレイル」の予防が必須といわれている。「フレイル」とは健康な状態と要介護状態の間のことで、「身体」「社交性」「こころ/認知」の3つの観点で測られる。その診断基準の一つになっているのが「 -
季節の変わり目の不調を乗り越える、1日1さじ「酢大豆」習慣
2023/10/19 11:00気温、湿度が下がり、食欲が増す季節になったが、この時季は食べすぎによって体重が増加したり、胃腸の状態にも変化が起こりがちになる。「女性の場合、更年期を迎えるあたりから基礎代謝が低下して太りやすくなるのに加え、筋肉量が急速に減少してきます。この傾向はメタボリックシンドロームや血管疾患を引き起こす原因となるなど、健康寿命に深刻な影響をおよぼしかねないので注意が必要です」そう話すのは、イシハラクリニック -
80代現役医師夫婦秘伝! とろろ昆布ヨーグルト
2023/08/14 06:00「約40年にわたり世界25カ国61の長寿・短命地域を調査してきましたが、日本食は長寿食としてとても優れていることは間違いありません。唯一残念な点が『塩分が多い』こと。そんな和食の欠点を補うのがヨーグルトなのです」と語るのは京都大学名誉教授の先生(85歳、医学博士)。長寿の秘密を探るべく、WHO(世界保健機関)に働きかけ、世界中を調査してきた現役の研究者である家森先生。妻の百合子さんも81歳で現役の -
大人が “身体動作の機能”を思い出す「赤ちゃんハイハイ」トレ
2023/07/12 06:00「イスから立ち上がるときに『よっこいしょ』と声が出たり、階段を上がる途中でつまずいたりしませんか?これは、体の硬さや筋力の低下だけではなく、本来備わっている“身体動作の機能”が加齢によって衰えているのが原因です」そう教えてくれたのは、日本のフィットネス界をけん引してきたヨガ講師の峯岸道子さんだ。「今の50代、60代には見た目が若くキレイな人も多いですが、視力の低下や関節の動きが悪くなるなど、体は年 -
リスクの9割を発見、最新の「認知症判定テスト」が導入開始へ
2023/06/09 11:00人生100年時代におけるリスクのひとつが“認知症”だ。高齢化に伴い患者数は増え続けており、2025年には65歳以上の5人に1人、約700万人が認知症になると推計されている。「認知症の一歩手前とされる、リスクありの状態をMCI(軽度認知障害)といい、記憶力や注意力など認知機能に低下が見られるものの、日常生活に支障をきたすほどではない状態を指します。私はこれを『グレーゾーン』と呼んでいます」そう語るの -
足の親指を鍛えることが健康長寿につながる!6月転倒を防ぐ「足の親指スクワット」
2023/06/07 06:006月は転倒の多い時季。梅雨に入り、雨で滑って転ぶことが増えるのが理由だ。高齢になって転倒しケガをすると、場合によっては寝たきりになってしまうことも。そのために、認知症に至るケースもある。日本では年間1万人近くの高齢者が転倒事故で亡くなっている。転倒の危険性は事故だけでなく、高齢者のクオリティオブライフに大きな影響を与えているのだ。では、転倒などでケガをしないようにしっかり歩くためには、どうすればい -
朝日を浴びる、シャワーより入浴…鎌田實先生がすすめる「脈活」
2023/05/01 06:00「日本人はたしかに長寿ですが、どれだけ健康寿命を長くできるかが課題です。私は最近『90歳の壁』を意識するようになり、それを乗り越えるための習慣を実践中です」こう話す医師の鎌田實先生。現在74歳の鎌田先生は、70代でけがをしない体作りに励み、80代では毎日歩き続けることで、90歳を元気な体で迎えるのが目標だという。特に心がけているのが「脈活」だ。「日本人の死因の上位には心筋梗塞や脳梗塞といった血管系 -
週に1回8000歩「20分の早歩き」が死亡リスクを軽減する!
2023/05/01 06:00“週1~2日、1日8000歩以上のウオーキングでも10年後の死亡リスクが大幅に低下する――”。先月、米国の国際学術誌に掲載された、健康維持につながる新たなエビデンスが話題を呼んでいる。京都大学大学院などの研究グループが、米国の国民健康栄養調査データ(20歳以上の男女、3101人)を用いて、1週間の間に8000歩以上歩く日数と死亡率の関連について統計解析を行った。その結果、週に1~2日、8000歩以 -
「パジャマはシルク」「バランス力を鍛える」…100歳健康長寿導く最新ルール
2023/03/23 06:0021年の日本人の平均寿命は、男性が81.47歳、女性が87.57歳(厚生労働省発表)。日本は世界有数の長寿国だ。「昨年9月には、国内の100歳以上の高齢者人口が9万人を超えたという発表がありましたが、人生100年時代の本格化を感じさせるニュースでした。長い人生、誰しもできるだけ元気に過ごしたいものでしょう。そのためにも『健康寿命を延ばすこと』が、ますます重要になってきます」こう話すのは愛媛大学医学 -
アンチエイジング研究の第一人者が指摘する「日本人に圧倒的に不足している栄養素」とは
2023/01/18 06:00「現在、日本の100歳以上の人口は9万人超を数えます。そのうち“人生100年”は当たり前の時代となり、やがて“人生120年”を見据えて生きる時代になるでしょう」こう話すのは、お茶の水健康長寿クリニック院長の白澤卓二先生。白澤先生は認知症予防の研究者で、さまざまな観点からアンチエイジングにアプローチしている。大切なのは、単に平均寿命が長くなることではなく、自分らしくイキイキと過ごせる“健康寿命”を延 -
医学博士が教える「薄い皮や白いスジは捨てないで」正しいみかんの食べ方
2022/12/26 11:00骨粗しょう症による骨折や、動脈硬化などによる脳血管疾患。これらの予防対策効果が期待されて注目なのが、今が旬のみかん。医学博士に、みかんの健康効果やおすすめの食べ方を教えてもらいました。■疾病リスクを下げ、健康寿命を伸ばす働きに期待みかんの産地・静岡県旧引佐郡(現浜松市北区)三ヶ日町の平均寿命がほかの地域よりも長いことから、“みかんは健康寿命を長くする要因の一つかも”という仮説を立て、’03 -
「血管」「骨」の状態に加えて「性格」も…“オーバー100歳”に見る共通点
2022/08/03 15:50「『百寿者』と呼ばれる100歳以上の人たちが長生きできるのは、特殊な長寿遺伝子があるためとは限りません。寿命に対し遺伝が関連しているのは25%ほど。残りは環境的要因が占めます。特に50代以降の生活習慣が大きく影響します」そう語るのは、慶應義塾大学医学部百寿総合研究センターの新井康通教授だ。百寿総合研究センターでは、30年以上にわたって全国各地の100歳以上の人たちを訪ね歩いて健康状態を調査してきた -
“血圧が高い都道府県ランキング”東京・神奈川が下位の理由
2022/06/24 06:00日本人のじつに3人に1人がかかっているともいわれる「高血圧症」は、重症になるまで自覚症状がほとんどないため放置されがち。しかし、血圧が高い状態が続くと、脳卒中など重大な疾病にかかるリスクが高まる。6月10日に公表された日本高血圧学会などの調査によると、全国での高血圧性疾患の患者数は2700万9064人。高血圧は飲酒や喫煙習慣のある中年男性がかかるものだというイメージももたれているが、今回の調査で女 -
健康寿命“躍進”県は宮崎県と大分県!共通点に野菜と歩行
2022/05/26 11:00「’10年の健康寿命は男性が39位、女性が34位。そこから危機感をもって取り組んだことが実を結びました」そう語るのは、大分県健康づくり支援課の担当者だ。5月14日、朝日新聞は大分県の最新(’19年)の健康寿命が、男性で前回(’16年)の36位から1位に、女性は12位から4位と大きく躍進したことを報じた。介護を受けたり、寝たきりになったりせず、健康的に暮らせるまでの年齢を意味する健康寿命。どんな取り -
“健康”長寿県・三重と山梨に学ぶ「死ぬ直前まで健康でいるコツ」
2022/05/26 11:00介護を受けたり、寝たきりになったりせず、健康的に暮らせるまでの年齢を意味する健康寿命。健康寿命は、3年に1回行われる国民生活基礎調査から、「健康上の問題で日常生活に影響がない」と答えた人の割合や年齢別の人口、死亡者数などで算出される。東京都健康長寿医療センター研究所の大渕修一先生は、健康寿命を延ばすことで、直前まで元気に過ごして寿命を迎える“ピンコロ”を実現できる可能性が高まるという。「健康寿命と -
世界最高齢ランナー夫婦 健康の秘訣は全12品の“フルコース”朝ご飯にあり!
2022/04/18 15:5080代半ばを迎えた今も、楽々フルマラソンを完走する内田夫妻。そんな2人の元気の秘訣は、朝食にあり! 健康長寿のための工夫がちりばめられた、内田家の朝ご飯に突撃してきました。「朝は、ごらんのとおりの量を食べます。今日は取材だから、写真うつりがいいようにフルーツにいちごを付け足しましたが、あとはいつもの朝食と全く同じです」フルコースのようにずらりと食卓にならんだ料理の数々。その前で笑顔を見せるのは、内 -
クロワッサンより食パンが危ない…“血糖値スパイク”要注意の食事クイズ
2022/03/30 06:00食後の血糖値急上昇で血管にかかる負担の蓄積は、健康寿命を脅かす恐れが。一見ヘルシーに思える食事にも落とし穴があるのでご注意を――!「健康長寿のカギを握る“血管年齢”は、食習慣と深いかかわりがあります」そう語るのは、糖尿病専門医で「AGE牧田クリニック」院長の牧田善二先生。血管の老化は、さまざまな病気のリスクを招く。「糖質を過剰に摂取すると、血糖値の乱高下=『血糖値スパイク』が起こります。これが繰り -
健康寿命から献立を考える「夕飯にはチキンソテーとスティックサラダ」
2022/03/17 11:00寝たきりにならないために何を食べればいいのか……。米国の最新研究から料理研究家が“最強の食べ合わせ”を導き出した--!「死ぬまで元気に過ごしたい--。そんな思いから、日常生活を制限なく過ごせる健康寿命を1日でも延ばそうと、みなさん、日常的に食事に気を配っていることと思います。しかし、漠然と食材を選ぶより、具体的に何を食べれば、何分健康寿命への影響が出るのかわかれば、献立も立てやすく、幅も広がるので -
米国大学の研究で明らかに「健康寿命を延ばす朝食」
2022/03/16 11:00寝たきりにならないために何を食べればいいのか……。米国の最新研究から料理研究家が“最強の食べ合わせ”を導き出した--!「死ぬまで元気に過ごしたい--。そんな思いから、日常生活を制限なく過ごせる健康寿命を1日でも延ばそうと、みなさん、日常的に食事に気を配っていることと思います。しかし、漠然と食材を選ぶより、具体的に何を食べれば、何分健康寿命への影響が出るのかわかれば、献立も立てやすく、幅も広がるので -
米研究が推奨「アボカド×サーモンで健康寿命が延びる」
2022/03/16 11:00「死ぬまで元気に過ごしたい--。そんな思いから、日常生活を制限なく過ごせる健康寿命を1日でも延ばそうと、みなさん、日常的に食事に気を配っていることと思います。しかし、漠然と食材を選ぶより、具体的に何を食べれば、何分健康寿命への影響が出るのかわかれば、献立も立てやすく、幅も広がるのではないでしょうか」こう語るのは、米国ボストン在住の内科医・大西睦子さんだ。日本人女性の平均寿命は87.45歳だが、健康 -
ホットドッグ-36分…米大学が試算「食事で健康寿命」どう変わる?
2021/12/16 06:00元気でいられる期間を少しでも長く延ばしたい。そんな当たり前の願いの助けとなる研究結果を今年9月に米国の大学が発表した。どんな食材を食べれば健康寿命が何分延びるのか、縮むのかを明らかに。よく食べて、よく生きよう!「日ごろから口にする食事や食材が、実際にどれほどの健康寿命に影響を与えるのか--。その疑問に答えたのが、’21年8月、アメリカの名門・ミシガン大学の研究者たちが『ネイチャーフード』に掲載した -
転倒してもケガしないために…「柔軟力」はこう鍛える
2021/06/11 11:00巣ごもり生活が長引き、外出する機会が減ったことで、運動不足の人が急増している。「平らな道を歩いてつまずくようになった」「階段を上がるのがつらい」「布団の上げ下ろしがきつい」など、日常生活の中で衰えを感じる場面が増えてきたら要注意!「コロナ禍で、外出を控えている人も多いと思います。特にコロナに感染すると重症化が懸念される糖尿病などの持病がある人はひきこもりの状態だとも聞きます。外出しないことでコロナ -
握れない、つかめないとなる前にやるべき「握力トレ」
2021/06/11 11:00巣ごもり生活が長引き、外出する機会が減ったことで、運動不足の人が急増している。「平らな道を歩いてつまずくようになった」「階段を上がるのがつらい」「布団の上げ下ろしがきつい」など、日常生活の中で衰えを感じる場面が増えてきたら要注意!「コロナ禍で、外出を控えている人も多いと思います。特にコロナに感染すると重症化が懸念される糖尿病などの持病がある人はひきこもりの状態だとも聞きます。外出しないことでコロナ -
まずは「立ち座り運動」から!脚力を鍛える自宅トレ
2021/06/11 06:00巣ごもり生活が長引き、外出する機会が減ったことで、運動不足の人が急増している。「平らな道を歩いてつまずくようになった」「階段を上がるのがつらい」「布団の上げ下ろしがきつい」など、日常生活の中で衰えを感じる場面が増えてきたら要注意!「コロナ禍で、外出を控えている人も多いと思います。特にコロナに感染すると重症化が懸念される糖尿病などの持病がある人はひきこもりの状態だとも聞きます。外出しないことでコロナ